一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

⒲-11.極寒の早朝にできる「フロストフラワー」のこと

2023-03-01 07:00:00 | Ⓝ自然界の現象と災害

🌞 今日から3月。昨日は全国的に天気がよく最高気温も高くなり、旭川は、ナント、9.8℃!に。これから何日かは最高予想気温が氷点下にならないので、融雪がグンと進むことと思います。2月は降雪の少ない月でしたが、昨日の積雪はまだ61cm。屋根にも庭にもうず高く雪が積もっています。



 前回紹介しました豊頃町のジェリーアイスの話題と一緒に、 ”フロストフラワー”のこともTVで放映されていましたので紹介します。フロスト=霜、フロストフラワーとは、直訳すると「霜の花」との意味です。いいネーミングですね。


                    (※写真はTVより引用)

 極寒期の ”霜の花” は、どのように発生するのでしょうか!?
 この実体は、
水蒸気が直接結晶(=昇華現象)し、霜になった状態です。窓に張り付いたものは”窓霜”ですが、それが立体的に霜の花が咲いたようになる極寒期ならではの自然現象です。できる条件は、気温-15℃⤵、風力ゼロ、積雪のないこと。まず、水蒸気が一定量供給されることも条件ですが、その水蒸気が凍って、氷のカケラなどの小さく突起した部分=核になるものに付きます。 その突起を中心に水蒸気が次々に凍りつき、結晶=霜となって大きく成長します。 

フロストフラワーの花畑は、自然が生み出す絶景の一つです。旭川でも極寒の朝、河川敷をはじめ大気中の水蒸気が多く発生するような場所で見ることができますが、相当な寒さを覚悟しなければなりません。

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