一日一トライ~”その記憶の記録”

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F-14.マルバダケブキを織部釉手付き花器に 2022.8.20 

2023-03-11 07:00:00 | Ⓕ身近な素材de生花

 8/20、今日は午後から雨の予報です。8/21、午前来客を予定しているので、あらかじめWELCOME FLOWERを生けることとしました。

 庭を見渡すとまだいろいろな花が咲いています。直近で咲いた黄色い花;マルバダケブキとその円形の葉を使ってみようと思い付きました。宿根草のこの花は、例年花弁がきれいな黄色にならずに枯れることが多かったのであまり使ったことがありません。しかし、今年はどの花もきれいに咲いています。この花に合いそうな花として、キバナコスモスマリーゴールドヒペリカムシオンカシワバアジサイを候補としました。これらを、背の高いやや大ぶりの「織部釉手付き花器」に生けることにしました。

~花材~ 


マルバダケブキ キク科メタカラコウ属


ヒペリカムの赤い実 オトギリソウ科オトギリソウ属


カシワバアジサイの葉  アジサイ科アジサイ属


  キバナコスモス キク科コスモス属


  マリーゴールド キク科タゲテス属


  シオン キク科シオン属

👇

こんな感じに生けました(^^♪= 


正面から


左斜め上から


右斜め上から


正面やや斜め上から

庭にはキバナコスモスが散っては咲き、咲いては散るといった感じでいつも満開です。今回の花のメインは黄色い花弁のマルバダケブキですが、このキバナコスモスとの調和を意識しました。
 使う花器も背丈の高いものを使い、ブドウのツルのをリング状にしたものを使うことにしました。まず、手前には紅葉がかったカシワバアジサイの葉や赤い実の付いたヒペリカムを生け、その後全体的にヒペリカムを散らばしました。キバナコスモスとマリーゴールドは、線の動きやバランスに留意しながら生けました。マリーゴールドは、線の動きに特徴があるので重宝しています。最後に、全体を〆るために青紫色のシオンをバランスや立体感を出させるように生けました。
さてー。

~花器~


 織部釉手付き花器   H11.0、13.0×38.0

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