次は、「えぞひぐま館」へ。「えぞひぐま館」は、2022.4.29にオープンしたもので、旭山動物園の大型施設としては9年ぶりに新設されました。北海道の動物たちを集めたエリアの中心に位置するように建てられました。ヒトと野生のクマの距離感を考えるきっかけにとなってほしいという願いが込められています。
3月といえば、まだヒグマは冬眠の期間か⁉と思いながらも、前回(5/20)に来た時この施設の内側を見ていなかったので見ることにしました。
施設の内部に
山奥の沢を再現しています。
こんな庭園もイイな!と想いながらー。
川の中をガラス越しで観察できます。
サクラマス、ニジマス、ヤマメ、オショロコマが生息中。
ナント、ヒグマがいるのです‼
⊞ 冬眠はしなかったのかな?と思ったりー。
OPENした春の 「えぞひぐま館」(2022.5.20)
⊞
⊞ 朝から爆睡中でした。
そこで、ヒグマの冬眠に関することを調べてみました。
🐻ヒグマの冬眠のこと🐻
クマの冬眠は、期間中の体温の降下度が4~6℃と小さいこと、外部からの刺激によって覚醒しやすいことから、「冬ごもり」と呼ばれてきました。しかし、冬眠中は活動期と比べ生理学的な状態が全く異なることから、他の冬眠動物と同じく「冬眠」と呼べる状態にあることが分かってきました。以下クマの冬眠の特徴は、ー。
➀基本的には、冬眠期間中に中途覚醒しない。
②冬眠中の体温は31~35℃。通常時(37~39℃)と比べて降下度が小さい。
③冬眠中に一切摂食・排糞・排尿を行わない。
④妊娠したメスは冬眠期間中に分娩し、授乳する。
冬眠中は、秋に過食して体内に貯めた栄養がエネルギー源です。しかし、不作の年には冬季間であってもエサを求めて人里に出てくることがあります。なおクマの体温降下度が小さいのは、他の冬眠動物に比べて体の容積が大きいことと関係があるといわれています。冬眠から目覚めたクマの体重は、1/4~1/3も軽くなっているという。冬に生れた子供は、未熟児に近い300~400gで1~2月に生まれ、4月には3~6Kgの大きさに育っています。これも、体力の落ちてきている母クマの体に負担をかけないような自然の理のようです。(ウィキペディア参照)