今日は気温13℃の青空のもと、「大賀ハスのふるさとの会」は千葉市立花園小学校を訪れ、ハスの入れ替えを行いました。
今年創立70周年を迎えるこちらの小学校の生徒たちは「はすの子」と呼ばれ、校庭の正面に大賀ハスが植えられています!
「大賀ハスのふるさとの会」のボランティアが到着したときは、職員の方がていねいに大賀ハスのお世話をされていました。今回、昨年もきれいに咲いたこちらの池は、そのままにしておきます。
今日はこの大賀ハスの池の奥にある、丸いプラスチック容器に植えられたハスを入れ替える作業を行いました。まずは花つきが落ちている既存の黒い容器を引き取り、「大賀ハスのふるさとの会」の拠点である東京大学旧緑地植物実験所まで移動します。
今まで置いてあった黒いハスの容器8つは、トラックに乗せて運び出します。最後の植え替えから3年以上が経っています。こちらの咲ききったハスたちは、新しい元気な蓮根と交代します。
新しく運び込むハスの配置などを相談します。下には黒い除草シートを敷くことになりました。
新しいハスは青いプラスチック容器に植えてあります。数は同じく8つです。
花園小学校に展示するハスの品種は以下の通りです:
大賀ハス(4容器)
清月蓮(1容器)
紅台蓮(1容器)
酔妃蓮(1容器)
白芍薬蓮(1容器)
4つの大賀ハスは、向かって上下段の右端に2つずつ置きました。あとは白蓮、紅蓮、一重、八重の蓮など、咲いたときのバランスを考えて配置しました。
きれいな蓮の花を咲かせるためには、栄養が欠かせません。肥料は植え付けの時、葉が出てから、咲いてから、咲き終わってからなど随時あたえます。
今日は鶏糞と化成肥料を使いました。肥料の種類や量、回数、施肥のタイミングなどは腕のみせどころで奥が深いものです。ハスの品種や天候によっても変わってきます。
大賀ハスの実の発掘にかかわり、発掘された場所から一番ちかい学校が花園小学校です。今年もはすの子たちが大賀ハスを大切に見守り、育んでいくことでしょう!
最後にお知らせとお願いです。
ボランティア団体「大賀ハスのふるさとの会」が『千葉市まちづくり応援寄附金(まち寄附)』に登録されました。大賀ハスを守り、その普及活動を応援してくださる皆さま、この「まち寄附」を通じてのご支援をよろしくお願いいたします。
活動報告は以上です。
(担当: れい)