気温25度の梅雨の晴れ間、早朝6時からハス品種見本園は大賑わいでした。
一般開放日の入口の様子です。
受付の広場では、大賀ハスの発掘の歴史や生態などを説明したパネルを設置しています。
来場者の皆様にはお手数ですが、受付で検温と記帳をお願いしています。
7月に入ってから咲き始めたハスたちをご紹介します。下の2枚は、大賀ハスのふるさとの会のボランティアY.O.氏が撮影したものです。
見本園では、アメリカの黄色のハス、ヴァージニアが人気でした。
ヴァージニアなどのキバナバス系は、日本の土壌が合わないのか咲かせるのが難しい品種ですが、濃い黄色がうつくしいですね。
八重の春不老が見事に咲いています。
ふたつの知里の曙です。
白い大輪の花を咲かせる真如蓮です。
蓮の花の命は4日です。散ったあとは、シャワーヘッドのような果托が残り、その中で種が成長していきます。
珍しい品種の千弁蓮。花弁は多いもので数千枚にもなりますが、下の写真は咲き始めです。
千弁蓮の咲いた姿です。
右の写真が千弁蓮の開花7日後の姿です。すっかり枯れていますが、他のハスたちのように花弁が落ちることはありません。
金輪蓮(こんりんれん)です。
昭和の時代には、ここで観蓮会が開催される朝に東京駅から新検見川駅まで臨時列車が出ることもあったとか! 当時の電車の前にかけられていた看板です。
暑い中を見本園まで足を運んでくださった来場者の皆様、どうもありがとうございました! 今後の一般開放日は、7月17日、18日、24日、25日となっております。
報告は以上です。
(担当: れい)
10日、11日ともに拝見しました。2日連続で見ますと、同じ花の1日目と2日目の姿を見比べることができてありがたいです。今回は天高雲淡、錦蘂蓮、真如蓮でした。
ところでお尋ねしますが、「ふたつの知里の曙」と報告されている花は、「B1-13 藤壺蓮」の名札の側に咲いていたのではないでしょうか?知里の曙のC列からは離れていたように思います。
二日間に渡ってのご来場ありがとうございます!
ふたつの知里の曙と解説している写真は、7月4日に撮影したもので、C列にあったハスです。
ご回答ありがとうございました。
私が10日に見た花と似ておりましたのでお尋ねした次第でした。失礼いたしました。