千葉市花見川区のしらさぎ公園には、大賀ハスの池があります。今日は小雨の曇り空、午前中の気温が17℃。大賀ハスは、元気に数多くの葉を出していました。
住宅街のほうから入ると、左手には瑞穂小学校が見えます。右手には野球場、そして奥には花見川がひろがっています。
木道が池を上をはしっていて、大賀ハスが観察しやすくなっています。
大きな立葉に水の滴が揺れています。
葉の間から、アカミミガメが首を出していました。
この個体は、体長30センチほどです!
「千葉市の花 大賀ハス」という看板には、こう書いてあります:
「大賀ハスは、しらさぎ公園からほど近い、東京大学検見川総合運動場(当時 東京大学厚生農場)が、発祥の地です。
ハス博士大賀一郎先生の古代ハスに対する情熱に心を動かされた、花園中学校(当時 市立第七中学校)及び畑小学校の先生生徒によって行われた発掘作業は、成果をあげることなく、作業打ち切りの前日を迎えようとしていていました。
残された時間がわずかとなった、1951年(昭和26年)3月30日の夕刻、ついに女生徒のふるいの中に、1粒のハスの実が発見されます。
古代ハスの実は、博士らの手によって順調に生育し、翌年7月18日、2000年以上の時空を超え、見事に淡紅色の美しい花を咲かせました。
この花は、大賀博士の偉業をたたえ、「大賀ハス」と名付けられ、1954年に「検見川の大賀ハス」として千葉県の天然記念物に指定されるとともに、1993年公募により市の花にも選ばれました。」
入口には、見上げるほどの大きな白鷺の像が。「瑞穂 発祥の地」とあります。
次のしらさぎ公園の大賀ハスの成長報告をお楽しみに。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます