100種以上の蓮が咲く見本園の全体としての花期は、6月中旬から9月下旬までとなります。初夏から初秋まで美しい様々な蓮の花たちを楽しむことができます。
現在咲いている花の一部をご紹介します。
まずは、知里の曙です。見本園の貴重な品種です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/25/97601ff9ae39483aa24dafc6611f2e5a.jpg)
細腕碧蓮です。中型の品種で、吸い込まれるようなピンク色の条線が特徴です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2c/20a93832f008ee21c8190e9d7916f4ef.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/56/7bd306c1c9303a9a1d139ef20d9100e8.jpg)
美中紅です。同じピンク色でも爪紅のグラデーションが美しい蓮です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/1b/53207defa3ac46954422cf9bc469fef7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ce/0b555dbc448212064ff8a15a792e4005.jpg)
情熱的な真紅の花を咲かせる艶陽天です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/74/8a7feb275295fe71143a6b36f343f86a.jpg)
悠然と咲く桃白条です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/7d/a7f11224cd73c4a46c75e16b7e483639.jpg)
最盛期の天昇です。蕾がまだいっぱいあります。大賀ハスのふるさとの会の顧問・南定雄先生がつくった品種で、ここ以外ではあまり見ることができません。葉より高く、天に向かって咲く花であることから「天昇」と名付けられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/71/9bd5f12eaa3edfaaba52ff1decc51b82.jpg)
花弁の先端が緑がかった漢蓮(かんれん)です。花弁数50−100枚の白の八重咲種。見本園の漢蓮は花径10センチ前後ですが、一般的には花径が3−8センチと小さく、日本では最小品種の部類です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/74/d2bef89f26c3974848ffccf40157b769.jpg)
漢蓮は健全な果実をつけることがほとんどありません。雌ずいは異形になったり葉に変化することが多く、雄ずいもほとんどないためです。そのせいか、花つきはとても良い方です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/fe/5e727b1aab5c379a47eadffed56949cd.jpg)
かわいらしい菊花粉です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/05/6bb5ec0b2825657fdddf032ea487cca2.jpg)
紅領巾です。まだ蕾がいっぱい控えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/4f/2831e62720c0091765d35fbab07f627d.jpg)
千弁連です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/b7/8d46d2c8d61b4be46d5d131d86885714.jpg)
ちなみに。2019年の赤ちゃんの名前に関する調査「たまひよ名前ランキング」の男の子の一位は「蓮」(読み方はれん)だったそうです。しかも2年連続です。蓮(はす)がしっかりと根を張る植物であることから力強さを感じさせ、短く呼びやすいことも人気の理由だとか。強く美しい日本男児であふれる日本に期待しましょう!
蓮の開花状況の報告は以上です。
(担当: れい)