輪島市に試験焼却のがれき到着NHK
住民の反対で試験焼却が延期されることになった東日本大震災の被災地のがれきが7日、輪島市に到着し、当初予定していた焼却施設とは別の廃棄物保管施設に運び込まれました。
輪島市は岩手県宮古市のがれきの受け入れに向けて、8日、試験焼却を行う予定でしたが、焼却施設などがある美谷町の住民が受け入れに反対し、試験焼却を1週間から10日ほど延期して市と住民が改めて協議することになりました。試験焼却する予定のがれき6点9トンのうちおよそ半分の3点5トンは、7日、輪島市に到着する予定だったため、市では急きょ保管場所を変更し、がれきは輪島市門前町の一般廃棄物の保管施設に運び込まれました。
施設では、コンテナからがれきを出したあと、輪島市の職員ががれきの周辺の放射線量を測定しました。
輪島市によりますと、がれきを運び込む前と後で、施設内の放射線量にほとんど変化は無く、市では安全性に問題はないとしています。また、がれきに含まれる放射能濃度を測るため一部をとりわけました。
測定結果は1週間から10日ほどで出るということです。
輪島市の梶文秋市長は「がれきがいつまでもあると被災地の復興は進まない。輪島市として協力できることはしたいと強く思う」と話していました。
残りのがれき3点4トンは8日、搬入される予定です。
12月07日 19時03分
住民の反対で試験焼却が延期されることになった東日本大震災の被災地のがれきが7日、輪島市に到着し、当初予定していた焼却施設とは別の廃棄物保管施設に運び込まれました。
輪島市は岩手県宮古市のがれきの受け入れに向けて、8日、試験焼却を行う予定でしたが、焼却施設などがある美谷町の住民が受け入れに反対し、試験焼却を1週間から10日ほど延期して市と住民が改めて協議することになりました。試験焼却する予定のがれき6点9トンのうちおよそ半分の3点5トンは、7日、輪島市に到着する予定だったため、市では急きょ保管場所を変更し、がれきは輪島市門前町の一般廃棄物の保管施設に運び込まれました。
施設では、コンテナからがれきを出したあと、輪島市の職員ががれきの周辺の放射線量を測定しました。
輪島市によりますと、がれきを運び込む前と後で、施設内の放射線量にほとんど変化は無く、市では安全性に問題はないとしています。また、がれきに含まれる放射能濃度を測るため一部をとりわけました。
測定結果は1週間から10日ほどで出るということです。
輪島市の梶文秋市長は「がれきがいつまでもあると被災地の復興は進まない。輪島市として協力できることはしたいと強く思う」と話していました。
残りのがれき3点4トンは8日、搬入される予定です。
12月07日 19時03分