大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

双葉郡の町村会長が交代

2012-12-11 06:47:19 | 原子力関係
双葉郡の町村会長が交代NHK

除染で出る廃棄物の中間貯蔵施設をめぐる協議に出席せず、双葉地方町村会の会長職を辞めるよう、ほかの町村長から求められていた双葉町の井戸川克隆町長が、10日、町村会長を辞任しました。
双葉郡の8つの町村でつくる双葉地方町村会は、中間貯蔵施設の建設をめぐって、先月、県と協議し国による現地調査を受け入れることを決めました。
しかし、町村会の会長を務める双葉町の井戸川町長が、国から十分な説明を受けていないことを理由に協議に出席しなかったことから、双葉町以外の自治体が「町村会が組織として機能しなくなる」として、井戸川町長に会長職の辞任を求めていました。
これを受けて、10日、郡山市で町村会の臨時の会合が開かれました。
この中で井戸川町長は会長職の任期を3か月余り残して辞めることを表明し、辞任は了承されました。後任の会長には、副会長をつとめていた広野町の山田基星町長が、新しい副会長には、大熊町の渡辺利綱町長が就任しました。
会長職を辞任した井戸川町長は、「距離の問題などもあり以前から会長職を十分に果たせたかどうかはわからない。いろいろな意見はあったが各町村長に辞任を了承していただいた。双葉郡としての協力体制は変わらないよう各町村長にお願いした」と述べました。
新しい会長に就任した広野町の山田町長は、「衆議院選挙後の政権の枠組みも分からず、町村会がどのように動くかが、非常に大事な時期だ。住民の帰還に向けた状況など自治体ごとの温度差はあるが、それぞれの意見を聞きながら住民が少しでも安心できる方向に進めていきたい」と述べました。
12月10日 22時27分

IAEA会議前に警護訓練

2012-12-11 06:45:37 | 原子力関係
IAEA会議前に警護訓練NHK

原発事故の教訓を国際社会で共有しようという「原子力安全に関する福島閣僚会議」が、今月15日から始まるのを前に、会場となる郡山市の「ビッグパレットふくしま」では、警察官による要人の警護訓練が行われました。
「原子力安全に関する福島閣僚会議」は、「ビッグパレットふくしま」を会場に、今月15日から3日間開かれ、IAEA・国際原子力機関の加盟国など、およそ120の国や機関から閣僚や専門家が出席します。
会議に出席する要人の警護に備えた訓練には、県警察本部や地元の郡山警察署からおよそ80人が参加しました。
訓練では刃物や拳銃を持った犯人が、要人に襲いかかるという想定で、警察官が犯人を取り押さえ、要人を安全な場所に逃がす手順を確認していました。
県警察本部警備部の鈴木美紀夫警備課長は「当日は多くの政府要人が来県するため、身を呈して警護対象者の安全確保に万全を期したい」と話していました。
12月10日 22時27分

期日前投票 双葉郡で25%増

2012-12-11 06:44:15 | 原子力関係
期日前投票 双葉郡で25%増NHK

衆議院選挙の期日前投票を9日までに済ませた人は、原発事故のため有権者のほとんどが避難している双葉郡で前回と比べて25%増えていることが県選挙管理委員会のまとめでわかりました。
県選挙管理委員会のまとめによりますと、今月16日に投票が行われる衆議院選挙で今月5日から9日までの5日間に期日前投票を済ませた人は3万7913人で、前回、平成21年の衆議院選挙の同じ時期と比べて、15%少なくなっています。
こうしたなか、原発事故の影響で、ほとんどの有権者が避難している双葉郡では期日前投票を済ませた人が前回の衆議院選挙の同じ時期と比べて、25%増えていて、双葉町が前回に比べて3.34倍、広野町が2.81倍、楢葉町が1.75倍などと、なっています。双葉郡では有権者全体のおよそ5%が、すでに期日前で投票を済ませたことになります。
これについて県選挙管理委員会では「双葉郡の各町村が避難生活を続けている住民のために、仮設住宅に期日前投票所を設置している効果が出ているのではないか」と話しています。
衆議院選挙の期日前投票は投票日前日の今月15日まで行われます。
12月10日 22時27分