三条市がれき受入れ予算案可決より転載
東日本大震災で出た岩手県のがれきを本格的に受け入れる方針を示している三条市では、受け入れ費用1200万円あまりを盛り込んだ補正予算案が市議会で可決されました。
三条市は震災で出た岩手県大槌町のがれきの試験焼却を10月に終え安全性が確認されたとして、早ければ年明けから本格的に受け入れる方針です。
19日、開かれた三条市議会で、がれきの焼却や放射性物質の検査など受け入れにかかる費用1200万円あまりが盛り込まれた補正予算案が賛成多数で可決されました。
一方、がれきを焼却する施設の近くの自治会ががれきを受け入れる方針の新潟市など5つの市の人口に応じた比率で受け入れるがれきの量を決めるよう求めた請願は不採択となりました。
議会での予算案可決を受けて、三条市の国定市長は「いよいよ市民の民意が議会で確定したので、早急に岩手県と調整して1日も早く本格的な受け入れを実現したい」と述べて、新潟県内では最初になる被災地からのがれきの本格受け入れに向けて準備を進める意欲をあらためて示しました。
三条市のほか、柏崎市も本格的ながれきの受け入れを今後、表明する見通しで、長岡市も今月中に試験焼却を行うことにしている一方、新潟市と新発田市は一部の住民の反対で試験焼却のめどが立っていない状況です。
12月19日 12時31分 NHKニュース
東日本大震災で出た岩手県のがれきを本格的に受け入れる方針を示している三条市では、受け入れ費用1200万円あまりを盛り込んだ補正予算案が市議会で可決されました。
三条市は震災で出た岩手県大槌町のがれきの試験焼却を10月に終え安全性が確認されたとして、早ければ年明けから本格的に受け入れる方針です。
19日、開かれた三条市議会で、がれきの焼却や放射性物質の検査など受け入れにかかる費用1200万円あまりが盛り込まれた補正予算案が賛成多数で可決されました。
一方、がれきを焼却する施設の近くの自治会ががれきを受け入れる方針の新潟市など5つの市の人口に応じた比率で受け入れるがれきの量を決めるよう求めた請願は不採択となりました。
議会での予算案可決を受けて、三条市の国定市長は「いよいよ市民の民意が議会で確定したので、早急に岩手県と調整して1日も早く本格的な受け入れを実現したい」と述べて、新潟県内では最初になる被災地からのがれきの本格受け入れに向けて準備を進める意欲をあらためて示しました。
三条市のほか、柏崎市も本格的ながれきの受け入れを今後、表明する見通しで、長岡市も今月中に試験焼却を行うことにしている一方、新潟市と新発田市は一部の住民の反対で試験焼却のめどが立っていない状況です。
12月19日 12時31分 NHKニュース