敦賀断層 規制委が再調査NHK
敦賀原子力発電所の敷地内で、原子炉の真下を走る断層について「将来動く可能性がある」と判断した原子力規制委員会は、事業者が、追加調査で新たなデータを示したことを受けて20日から改めて現地調査を行っています。
現地調査を行っているのは、原子力規制委員会の島崎邦彦委員と専門家のあわせて7人です。
敦賀原発をめぐっては、規制委員会が去年5月、「2号機の真下を走る断層は将来動く可能性がある」と判断しましたが事業者の日本原子力発電は独自に追加調査を行った結果、「断層が動く可能性はない」とする新たなデータを示しています。
20日の調査は、日本原電が示した新たなデータを現地で確認するために行われたもので、島崎委員らは、2号機の北およそ300メートルの地点の断層の調査現場や新たに掘り進められた断層の延長部分などを見て回り日本原電の担当者から説明を受けながら地層の状態や活動性を確かめていました。1日目の調査を終えた島崎委員は「きょうの調査では見るべき所はよく見ることができたと思う。私も含め、有識者自身が現地で確認するというのは妥当な判断だった」と述べるにとどまり具体的な内容については有識者会合の場で議論するという考えを示しました。
規制委員会の調査は21日も引き続き行われる予定です。
01月20日 19時00分
敦賀原子力発電所の敷地内で、原子炉の真下を走る断層について「将来動く可能性がある」と判断した原子力規制委員会は、事業者が、追加調査で新たなデータを示したことを受けて20日から改めて現地調査を行っています。
現地調査を行っているのは、原子力規制委員会の島崎邦彦委員と専門家のあわせて7人です。
敦賀原発をめぐっては、規制委員会が去年5月、「2号機の真下を走る断層は将来動く可能性がある」と判断しましたが事業者の日本原子力発電は独自に追加調査を行った結果、「断層が動く可能性はない」とする新たなデータを示しています。
20日の調査は、日本原電が示した新たなデータを現地で確認するために行われたもので、島崎委員らは、2号機の北およそ300メートルの地点の断層の調査現場や新たに掘り進められた断層の延長部分などを見て回り日本原電の担当者から説明を受けながら地層の状態や活動性を確かめていました。1日目の調査を終えた島崎委員は「きょうの調査では見るべき所はよく見ることができたと思う。私も含め、有識者自身が現地で確認するというのは妥当な判断だった」と述べるにとどまり具体的な内容については有識者会合の場で議論するという考えを示しました。
規制委員会の調査は21日も引き続き行われる予定です。
01月20日 19時00分