大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

実は単なる胃腸粘膜のヒバク>最近流行の嘔吐や下痢を「ノロウィルス」の一言で片付けようとしている

2014-01-22 21:49:47 | 原子力関係

実は単なる胃腸粘膜のヒバク>最近流行の嘔吐や下痢を「ノロウィルス」の一言で片付けようとしている
2014-01-21 14:31:05 | 放射能汚染原発問題ブログ
実は単なる胃腸粘膜のヒバク>

最近流行の嘔吐や下痢を「ノロウィルス」の一言で片付けようとしている

飲食に因る内部被曝 (もと渋谷区民)

2012-12-24 07:27:58

消化器からの内部被曝は吸気被曝と比べ危険度は低いと言うものの、
事故から約二年という時間の経過と共に体内被曝の蓄積が深刻化していると実感します。

私の見聞する範囲でも、初期ヒバクの影響の少なかったであろう人々に
ヒバクの初期・中期症状が次々に出てきています。

まずは喉の痛みや口内炎、または吐き気嘔吐や腹痛下痢、
概ね共通してこれらの症状から始まるようです。

(私自身も喉の痛みや下痢が初期症状でした。)

続いて、

鼻炎、中耳炎、空咳、喉ポリープ、喘息、気管支炎、肺炎、

ねっとりした黄緑色の痰や鼻水、

鼻血、首や肩の倦怠感や腫れ痛み、

首まわりにつく脂肪、

首に急スピードで現れる黒子、目脂(やはり、ねっとりしている)、

目の充血、結膜炎、眼痛(高眼圧)、

頭痛、眩暈、過活動膀胱、腎盂炎、胃腸炎、

心臓痛、腰脚腕の筋肉痛、関節痛、

肋骨や手足の骨痛、顎痛、歯肉炎、歯痛、

爪の異常(黒い、凸凹、横線、剥がれ)、

手足の捻挫や骨折(殆どが小指)、

皮膚病(赤い炎症のほかに頭皮のフケやシラミも)、

子どもの発育不全や学力低下、

大人の精神不安定(神経の苛立ちなど)や認知能力低下、

気力意欲の低下、意識の喪失などなど。

因みに、最近流行の嘔吐や下痢を「ノロウィルス」の一言で片付けようとしているのが
国やマスコミからは見え見えなんです。

酷い話しです。

単なる胃腸粘膜のヒバクです。

ヒバクの本当の怖さはガンなどより
むしろこのような一見ありがちな病名の症状に隠されていることだと思います。

たいていヒバクとの関連性を疑いもしない、もしくは無視する傾向です。

注意喚起すると、こちらが精神異常者扱いされるということも
充分に学習しましたので、放射能のことを考えたくない人々への心配は
キッパリとやめるようになりました。

311後に福島の事故や政治の話題を出来ない人、
愛のない人、真摯に生きていない人とは
他の会話も成り立ちませんから、
お付き合いできる人はごく限られます。

果樹農家悲鳴 残り半分の桃の木の表面から、キロ当たり4万ベクレルを検出「もう無理だ」

2014-01-22 21:47:37 | 原子力関係
果樹農家悲鳴 残り半分の桃の木の表面から、キロ当たり4万ベクレルを検出「もう無理だ」原発問題ブログ

40,000 Bq/Kg from the surface of fruit tree

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/c4a78a5e551c49a0795eec33e169c151





福島県内の森林の落ち葉、1キログラム当たり440万ベクレル

福島 落ち葉に高濃度放射性セシウム 2012年3月4日 4時45分
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/693b019cfe52c4041bff64f6a70fecad
有害な廃棄物と同じ処分法が求められる
1キログラム当たり10万ベクレルを超える放射性セシウムを含む落ち葉は、
原発から離れたところでは、80キロ圏の森林にまで及んでいました。





福島 小倉寺稲荷山の側溝、6月に93万1000Bq/m2⇒9月には479万4000Bq/m2に上昇 (2011年)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/c101c941d93e32bc0abcf979047ee1a8
明らかになる除染の限界 森林の放射性物質が再飛散!?

(日経エコロジー2012年1月号より)

落葉や降雨に伴い、森林近くの放射線量が増加する場合がある。

「近くの森林で葉が落ちる時期は地上1mの空間線量が上がる。マスクを着用したほうがいい」――

「渡利地区には周辺の山から水が流れて来る。一般的には降雨によって線量が低下すると思われているが、こうした地域では逆に雨の度に放射性物質の濃度が上がることが分かってきた」と山内教授は言う。




・標高4百メートル以上の山のふもとで

 放射性物質による汚染が悪化する傾向がある

・表面の樹皮にとどまらず、樹木の内部にまで放射性セシウムが浸透http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/73ef53530d3f958299a77e2c1af44ad2
講師に招かれた東京農業大学の林隆久教授は相馬市や南相馬市などの山林を調査した結果、標高4百メートル以上の山のふもとで放射性物質による汚染が悪化する傾向があると報告しました。

そして、採取したスギやヒノキなどを詳しく調べたところ、表面の樹皮にとどまらず、樹木の内部にまで放射性セシウムが浸透し、濃度は数百から数千ベクレルに達したことなどを説明していました。





南相馬市のヒノキ 1キロ当たり9万5000ベクレル
森林の木、内部に放射性物質=福島・南相馬で高濃度-東京農大
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/e0b061037b07a908041330860f474d44
年輪ごとに削り、セシウム濃度を計測したところ、最高で2300ベクレルを検出した。一方、表面の樹皮で最も高かったのは南相馬市のヒノキで、同9万5000ベクレルだった。







上杉隆氏 「除染は無理。水で洗い流しても放射能は移動するだけだ」

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/5918eff4a176e88628020ab09f137daf

果たして、国や県は本気で福島県内の広大な山林や田畑を除染しようとしているのだろうか。
「ウクライナやベラルーシの一部では除染をあきらめている。そもそも、完全な除染は無理であることが分かった。
水で洗い流しても放射能は移動するだけで分解されるわけではないのだ」

先月、欧州で開かれたオーフス会議に招待されたベラルーシの科学者は、日本で始まっている除染について忠告し、こう続けた。
「私たちがチェルノブイリ事故で得た結論は、除染よりも避難することの方が合理的ということだ」

昨年来、テレビ・新聞では「除染が成功した」というニュースを盛んに流している。
だが、その汚染水はどこに行くのか。根元に落ち、土に浸み、場合によっては川に流れ、 海に到達する。そして分解されないセシウムなどの各種は環境で循環を始める。
日本、特に福島では、そうした当然の自然の摂理が伝えられていないのである。







汚染がれき 燃やすと、細かく体に取り込まれやすくなり、

原子炉爆発時の粉塵より危険な状態で拡散されます

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/e4911e14c506a48c98b3d9083c170861

細かくなるからもっと 危険 (農民)

2012-11-21 09:29:55

原子炉爆発時
核生成物は埃とか 何かに付着して
仙台近くまで高濃度で地表に落ちた

瓦礫に付着 または 結合して存在

これを遠方に運んで 1000度以上で
燃やすと ほぼ原子の状態か 
煙に付着して拡散 

細かい分 体に取り込まれやすくなり
原子炉爆発時の粉塵より危険な
状態で拡散されます。

ゆえに 再拡散専用原子炉を日本中に
民間、公営で増設したのと同じ。

「燃やすな、危険」日本の木々に残留する多量のセシウム

2014-01-22 21:46:59 | 原子力関係

「燃やすな、危険」日本の木々に残留する多量のセシウム:筑波大学研究チームが科学誌に発表/フィガロ紙
2014-01-21 22:37:09 | 放射能汚染
「燃やすな、危険」日本の木々に残留する多量のセシウム:筑波大学研究チームが科学誌に発表/フィガロ紙

「燃やすな、危険」日本の木々に残留する多量のセシウム:筑波大学研究チームが科学誌に発表/フィガロ紙(11月14日)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/1114-fa7d.html より全転載
2012年11月24日

筑波大学の加藤弘亮(かとう ひろあき)研究員(生命環境科学)らの研究チームは11月10日、福島原発事故から6ヶ月後の時点で、空気中に放出されたセシウム137の60%が針葉樹林を中心とする森林に残留していたとする研究結果を科学誌『地球物理学研究』(Geophysical Research Letters)に発表した。国土全体の70%を森林が占める日本において極めて深刻な発見といえる。

原子力災害による環境への被害に関する調査は、これまで人口が密集する都市圏や農業用地を中心に実施されてきており、森林地帯に関する調査結果が発表されるのは稀なケースだ。

「森林地帯はこれまで原子力災害の被害調査から取り残されてきました。これは間違ったやり方です。」

環境汚染分野の専門家である仏フランシュコンテ大学のピエールマリー・バド教授は指摘する。実際には森林には葉や針状葉があるために地表や丘よりも空気との接合面が大きく、結果として多量の放射性物質を取り込む可能性がある。葉に蓄積したセシウムは数年間の間地表に落ちずに留まり、遅れて爆発する「爆弾」となりうるのだ。

加藤研究員らは福島原発から150キロの距離にある栃木県で調査を実施した。この地域の森林は直接放射性降下物にさらされた汚染が最もひどい地域の森林に比較すると比較的放射線量が低かったが、針葉樹林の樹冠における放射線量についてはチェルノブイリ原発事故当時のフランス・メルカントゥール地方およびヴォージュ地方で記録された汚染レベルに近い高レベルを記録した。セシウム137の半減期は30年である。日本の針葉樹林を構成するヒマラヤ杉と糸杉にはほぼ同じレベルのセシウムが蓄積されていた。バド教授によると、針葉樹の葉の形状(細かさ)によって放射性物質とともに葉に付着するホコリの量が決まると言う。

森林に付着した放射性物質は、時間と共に地表を汚染すると見られている。加藤研究員らの研究チームは、汚染された森林で伐採された木材の使用を監視し、暖房用に木材を焼却する事を禁止すべきであると提言している。汚染された木材を焼却すれば、放射性物質が凝縮した灰が発生するからだ。森林内の散歩やキノコ類・液果類(みかん、トマト、ぶどう等)の摂取、野生動物の摂取が健康に及ぼす被害についても検証が必要だ。バド教授によれば、数年後、地表から25~30センチの深さまでしみ込んだ放射性物質は、再び樹木に取り込まれる。それが正に、チェルノブイリ原発事故でまき散らされた放射性降下物によって現在ヨーロッパで起きていることなのである。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「福島:汚染された日本の樹冠」/フィガロ紙(11月14日)
(Yves Miserey, « Fukushima : contamination de la cime des forêts japonaises », Le Figaro. 2012.11.14)
http://www.lefigaro.fr/environnement/2012/11/14/01029-20121114ARTFIG00566-fukushima-contamination-de-la-cime-des-forets-japonaises.php

PM2.5疾患「MAX10倍」に対し被曝疾患「MAX100~1万倍」(罹病&発癌率)比較にならない

2014-01-22 21:40:17 | 原子力関係

PM2.5疾患「MAX10倍」に対し被曝疾患「MAX100~1万倍」(罹病&発癌率)比較にならない原発問題ブログ
2014-01-21 23:49:39 | 放射能汚染
PM2.5疾患「MAX10倍」に対し被曝疾患「MAX100~1万倍」(罹病&発癌率)比較にならない

★<甲状腺疾患> チェルノブイリの(中長期的な)最悪のケースを想定すると

 「平均発病率の約7800倍」(ベラルーシ・ゴメリ州ホイニ. キ地区(郡))

(岡山大学の津田教授)

【PM2.5疾患「MAX10倍」に対し被曝疾患「MAX100~1万倍」(罹病&発癌率)比較にならない】 (TM)2013-03-07 11:20:42

〔甲状腺がん「被曝の影響、否定出来ず」~疫学専門家インタビュー 〕
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=dB5UhtGXQ_w
岡山大学の津田教授の後半の話をじっくりお聞きください。

「PM2.5」と「被曝疾患」との「罹病&発癌率」の違いを
明確に述べています。

特に被曝疾患の典型症例としての
今回の甲状腺疾患に関し、
現状でも「平均発病率の約100倍に相当」
チェルノブイリの(中長期的な)最悪のケースを想定すると
「平均発病率の約7800倍」
(ベラルーシ・ゴメリ州ホイニ. キ地区(郡))

に比して
PM2.5の場合は、1立方メートルあたり10マイクログラムの増加ごとに
1.03~1.1倍の罹病率、1.2倍の発癌or罹病死率なので
仮に、
【PM2.5が基準値超え、外出自粛呼びかけ 熊本県 】
http://ksrd.yahoo.co.jp/PAGE=DT_ACTIVE/OUTLINK=1/QID=10103284665/SIG=12f72tmg4/EXP=1362626199/*-http%3A//www.nikkei.com/article/DGXNASDG0501M_V00C13A3CR0000/
の最も汚染のひどかった時期の
「北部の荒尾市で午前5~7時の1時間値が
大気1立方メートル当たり90~101マイクロ(マイクロは100万分の1)グラム」
を想定しても、最大でも約10倍の罹病&発癌率なので
被曝疾患と比較にならないほど軽微な問題。

つまり、疫学専門家の岡山大学の津田教授の視点からみても
放射線被曝疾患の問題を過小評価して
PM2.5疾患の問題を過大評価して

いる現在の甲状腺医学界を筆頭にした日本の医学界&マスコミ
の姿勢に至極違和感を感じておられるようです。

放射能汚染が深刻化しつつある中で、
あまりにも作為的に「PM2.5疾患」を過大評価して
報道&発表している背景に政治的意図を感じられませんかね?

私も、被曝隠しを真の目的とする
あまりにも(「PM2.5疾患」に関する)
偶発的&恣意的な日本の医学界&マスコミの
発表&報道姿勢に反吐が出そうでした。

つまり、
あまりにも作為的に「PM2.5疾患」を過大評価して
偶発的&恣意的に報道&発表している
日本の医学界&マスコミの背後に
IAEAを黒幕とする原子力関連組織の薄汚い政治的意図を感じられませんかね?

もちろん
尖閣諸島問題に対する世論の反中意識を過剰に高めようとする
政治的意図も寄与しているのでしょう。

政治家もマスコミも国民を愚弄する点において
心底腐りきっているという事です。
原発を今日の状況下において強いて推進する意図も
裏では(憲法9条に反してまでも)核兵器製造を継続する
意図がみえみえなのであって、経団連あたりも
核兵器密売によって多額の賄賂&収益を失いたくないがために
裏工作に必死なわけです。

【核兵器を作りたいという動機から始まっている 小出裕章 】
http://ameblo.jp/m08068469/entry-11483456390.html

今日の世論操作の醜さは、
戦前のナチスドイツの宣伝部や戦前の大本営発表を
ある意味大きく越えるものとは思われませんかね?

いったん国家を解体して、不良分子をすべて排除してから
新たに国家を作り直さなければならないほど、
日本は腐りきっており追い詰められていると思われませんか?

「琵琶湖、最大26%で飲料水基準超え」滋賀県、原発事故想定で新試算

2014-01-22 18:00:00 | 原子力関係
「琵琶湖、最大26%で飲料水基準超え」滋賀県、原発事故想定で新試算
産経新聞 1月21日(火)15時7分配信
 東京電力福島第1原発と同程度の事故が福井県内の原発で起きた場合、隣接の滋賀県で想定される放射性物質の拡散状況について、滋賀県は21日、放射性ヨウ素による影響で、琵琶湖の面積の最大26%で国の定めた飲料水としての摂取を制限する基準を超えるとする試算結果を公表した。

 滋賀県は、大飯(おおい)原発(福井県おおい町)と美浜原発(同県美浜町)での事故を想定。昨年11月には、放射性ヨウ素が琵琶湖面の最大21・7%で国の基準値(1リットル中300ベクレル)を超え、放射性セシウムは最大18%で基準値(1リットル中200ベクレル)を超えるとしていた。

 しかし、ヨウ素はさまざまな条件下で粒子状やガス状の比率が異なるため、比率を変えて再試算。ガス状と粒子状の割合を同じにして、福島第1原発の事故時のデータや、気象記録などを組み合わせて調べた。

 結果、美浜原発で事故が起き、北風と降雨が重なった際に影響が大きくなり、基準値を超える面積も26%に拡大。ヨウ素が基準値を超える日数も前回試算の7日間から9日間に増えた。粒子の比率が大きければ、雨が降った日に影響が大きいことも判明した。

沿岸でも試験操業決定 3月、いわきの2魚種対象

2014-01-22 17:30:00 | 原子力関係
沿岸でも試験操業決定 3月、いわきの2魚種対象
河北新報 1月22日(水)6時10分配信
 福島県地域漁業復興協議会は21日、いわき市で会合を開き、福島第1原発事故で自粛しているいわき市沿岸の船引き網漁の試験操業を3月1日に始めることを決めた。24日の県漁連組合長会で決定する。
 海域は海岸線から約10キロ以内の沿岸部で、イシカワシラウオとコウナゴの2魚種を漁獲対象とする。昨年以降の県の放射性物質検査で安全性が確認されたとして操業に踏み切る。コウナゴは茨城県北茨城市で加工し、検査を通れば出荷する。
 沿岸部の底引き網漁は海底の放射性物質濃度が比較的高く、操業を見送る。いわき市数十キロの沖合では昨年10月、底引き網漁の試験操業を開始した。

最終処分場候補地の現地調査 3市町“三様” 宮城

2014-01-22 17:00:00 | 原子力関係
最終処分場候補地の現地調査 3市町“三様” 宮城
産経新聞 1月22日(水)7時55分配信
 ■栗原市「受け入れ」/加美町「一切拒否」/大和町「回答留保」 

 東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場建設について、井上信治環境副大臣らは21日、県内の候補地にあげた栗原市、加美町(かみまち)、大和町(たいわちょう)の3市町を訪問し、各首長に地質など詳細な現地調査の受け入れを要請した。栗原市は受け入れる姿勢を示したが、加美町は「町として一切協力できない」と拒否し、大和町は回答を保留した。

                   ◇

 指定廃棄物は、原発事故によって県内で発生した放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレルを超える焼却灰や稲わらなど。

 環境省は今後、最終処分場の候補地を1カ所に絞り込むため、3候補地で地質や地盤、運搬車両のアクセス性などの詳細な現地調査を予定している。いずれも国有林のため、基本的には調査に市町の同意は必要ない。しかし、同省は平成24年に事前調整がないまま、栃木、茨城両県の候補地を発表し、地元住民の反発で頓挫したことから、今回は地元の理解を得たい考えだ。

 井上環境副大臣と村井嘉浩知事らはまず栗原市を訪問。佐藤勇市長は会談後、「最終処分場がなくて困っているのだから、早く決めないといけない」と話し、3市町が足並みをそろえることを条件に調査を受け入れる方針を表明した。一方、同市の候補地については「猛烈な反発があり、地震の発生や積雪も多い場所」として、「建設に不適でないか」との認識も示した。

 加美町の猪股洋文町長は町内に年間客数100万人を超える観光地「薬莱(やくらい)高原」があることを強調した。「年間客数50万人以上の観光地が位置する市町村行政区を候補地から除く」という宮城独自の選定基準が適用されなかったとして「そもそも候補地の選定方法に問題があり、調査以前の段階」と批判。風評被害などの恐れも指摘し、会談では「町として一切協力はできない」と改めて強い口調で受け入れを拒否した。

 大和町の浅野元(はじむ)町長は「議会や住民に説明しながら検討したい」として回答を保留。調査は「3市町が一緒にやる必要がある」との認識を示した。

 井上副大臣は3市町を回った後、「厳しいご指摘は真摯(しんし)に受け止めるが、なるべく早く詳細調査ができるようにしたい」と話すとともに、「栗原市と大和町では3市町が足並みをそろえて調査をすべきだとの意見が出た。加美町にも協力をお願いしたい」と訴えた。

 一方、石原伸晃環境相は21日の記者会見で「調査を受け入れてもらわないと物事が前に進まない。今後、調査結果を評価し、最終的な候補地をなるべく早く決めさせてほしい」と理解を求めた。

ウラン相場、14%上昇か-日本の原発安全審査で早期再稼働期待

2014-01-22 16:30:00 | 原子力関係
ウラン相場、14%上昇か-日本の原発安全審査で早期再稼働期待
Bloomberg 2014/1/22 09:43

  1月22日(ブルームバーグ):全ての原発が停止している日本で今年は原子力規制委員会による安全審査を合格した原発が順次再稼働していく期待感から、ウラン相場が上昇するとの見方が強まっている。
ブルームバーグによるアナリスト11人を調査した予想中央値だと、2014年中に10基の原発が再稼働する可能性がある。昨年9月以降、日本では原発50基全部が停止している。アナリスト5人を対象にした別の調査では、今年のウランの平均価格は1ポンド当たり41ドルと、現在より14%上昇する見通し。
ウラン相場は2011年3月の福島第一原発事故以降、51%下落。価格低迷で一部で開発計画中止や鉱山閉鎖があったが、需要が高まってくればカザフスタンやオーストラリアなどの生産者が恩恵を受けそうだ。日本で原発が再稼働すれば、化石燃料輸入に依存する度合いが低下する。燃料の輸入が膨らみ、日本の経常赤字は過去最大に膨らんでいる。
原題:Uranium Poised for Bull Market as Japan Reviews Reactors:Energy(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:Melbourne Ben Sharples ;東京 稲島剛史 ,bsharples@bloomberg.net,tinajima@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Pratish Narayanan ,pnarayanan9@bloomberg.net

中間貯蔵あらためて要請 石原環境相が双葉町長らと会談

2014-01-22 16:00:00 | 原子力関係
中間貯蔵あらためて要請 石原環境相が双葉町長らと会談
福島民報 1月22日(水)9時8分配信

 石原伸晃環境相は21日、双葉町の伊沢史朗町長や佐々木清一町議会議長らと会談し、東京電力福島第一原発事故で出た除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設について、あらためて建設を受け入れるよう要請した。
 石原環境相がいわき市の町いわき事務所を初めて訪問。会談は冒頭以外は非公開で行われた。会談終了後、伊沢町長は「あくまでもきょうはスタート。町民が納得することが大事なので、来年一月に施設の使用を始めるという国のスケジュールには違和感がある」と述べた。「町として町民の意見を聞く機会をつくる」と表明した。
 石原環境相は会談の冒頭、「理解いただけるよう、できるだけ早く住民の方に説明する」とあいさつした。
 政府は昨年12月、県と双葉、大熊、楢葉、富岡の4町に、第一原発の周囲を中心とした土地約19平方キロを国有化する方針を説明。双葉、大熊、楢葉の3町には中間貯蔵施設の建設受け入れを、富岡町には指定廃棄物などを処分するため既にある管理型処分場の利用を認めるよう求めている。

自民、問題点議論へ 政府の原賠機構廃炉業務案

2014-01-22 15:30:00 | 原子力関係
自民、問題点議論へ 政府の原賠機構廃炉業務案
福島民報 1月22日(水)9時10分配信

 政府は21日、原子力損害賠償支援機構が東京電力福島第一原発の廃炉業務も担えるよう改組する原子力損害賠償支援機構法の改正案を、自民党の東日本大震災復興加速化本部に提示した。
 政府は、24日召集の通常国会に原子力損害賠償支援機構法の改正案を提出したい考えだ。ただ、廃炉と賠償業務を一体化することには慎重な意見もあり、大島理森本部長は党としても問題点などを議論する考えを示した。
 政府案では、廃炉の専門家を集めて継続的に取り組む体制を整備する。さらに、東電が廃炉に関する十分な資金と人員を確保できるか確認・監視する狙いもある。
 政府提出の資料では、「廃炉と賠償の関連性も考慮し、その連携を強化しつつ対応する必要がある」としている。ただ、全く異なる2つの業務をどう連携・強化するのか、具体的にどのようなメリットがあるのかは不明瞭だ。与党の一部からは廃炉庁など独立した機関の設置を求める声も出ている。
 会議終了後、大島本部長は記者団に「世界に対しても発信しないといけない問題。国の役割をもっと明確にできないか。政府提案の通りでいいのか、勉強会をして結論を出さないといけない」と語った。

福島第一原発3号機建屋で高濃度汚染水漏れ

2014-01-22 15:12:43 | 原子力関係
福島第一原発3号機建屋で高濃度汚染水漏れ
日本テレビ系(NNN) 1月21日(火)2時8分配信
 福島第一原発3号機の建屋内で高濃度の汚染水が漏れていることがわかり、「東京電力」は「燃料を冷やした水が漏れている可能性が高い」と発表した。

 東京電力によると、3号機の原子炉建屋1階の床で幅約30センチの水の流れができているのを、がれき撤去用のロボットが撮影した映像で確認したという。水は床の排水口に流れ込んだ後、地下にたまっているとみられ、建屋の外には漏れていないという。

 水は「ストロンチウム」などベータ線を出す放射性物質が一リットル当たり2400万ベクレルと非常に高く、原子炉内の燃料を冷やした後の水が漏れている可能性が高いという。

 東京電力は、格納容器の配管のつなぎ目の損傷部分などから漏れているものとみている。

【東電の再建計画】事故責任風化させない

2014-01-22 15:00:31 | 原子力関係
【東電の再建計画】事故責任風化させない(1月15日)
 政府は東京電力の新たな総合特別事業計画(再建計画)を15日にも認定する。計画では、国が原子力損害賠償支援機構を通じて保有する東電株の議決権比率を2030年代前半にゼロにし、脱国有化を完了する。柏崎刈羽原発は今年7月以降に6、7号機などの再稼働を見込む。10年間で累計4兆8000億円の経費削減や東電とグループ会社で計2000人の人員削減などを盛り込んだ。
 脱国有化のため利益第一となり、福島第一原発事故の対応や賠償は不十分にならないか。計画の前提である柏崎刈羽原発の再稼働は不透明だ。人員を減らし、廃炉は進むのか。加害企業・東電の責任は廃炉完了まで40年間、決して風化させてはならない。
 本県の復興業務強化では、平成26年度に福島第一原発は社内分社化する。27年度にJヴィレッジ(楢葉・広野両町)の福島本社を避難指示区域に移し、前線基地とする。
 東電の依願退職者は原発事故発生後、25年度末まで累計で1700人に達する見通しだ。本店の経営戦略部門の社員や原発技術者が4割、年齢別では40歳未満の若手・中堅が約7割を占める。廃炉の担い手不足が生じ、中核業務への支障が懸念される。
 第一原発の社内分社化で、事故対応の切り離しの懸念がある。中途半端な改革で人材流出は止まるのか。500人規模を確保するという福島専従のベテラン管理職は早晩、定年を迎える。持ち株会社制に移行すれば、経営陣や社員の原発事故に対する責任感は薄れる。廃炉を見据えた長期戦略と思えない。大株主の東京都の知事選が間近に迫り、経営に一層の不透明感が漂う。
 汚染水対策や廃炉は、利益を追求する株式会社の仕事だろうか。「国策」と位置付けて、作業を進める官庁か独立行政法人を設立すべきだ。身分や収入を保障する組織なら人材も集まる。廃炉を国の成長戦略に据えてはどうか。
 東電の計画は、柏崎刈羽原発の再稼働による収益改善が前提となる。金融機関や株主に対する責任を果たすには、利益追求が必要だ。一方で東電は、賠償金や除染費用を国に肩代わりしてもらう。最終的に支払い義務があるが、当面は国民の血税が使われる。
 東電に融資する金融機関、計画を容認する関係官庁は、重い国民負担と、県民約14万人が避難する原発事故の現実が見えないのか。計画は見直すべきだ。日本航空並みの破綻処理で東電の債務や資産を整理し、責任を取らせる道もある。(小池 公祐)

( 2014/01/15 09:13 福島民報 )

【県内の復旧復興】決意の速やかな実現を

2014-01-22 14:59:00 | 原子力関係
【県内の復旧復興】決意の速やかな実現を(1月7日)
 「仕事始め」の6日、県をはじめ復興庁、東京電力のトップは県内で職員や社員に年頭の訓示をし、福島第一原発事故からの早期復旧・復興に取り組む決意をあらためて示した。東日本大震災と原発事故から間もなく丸3年を迎える。今年こそ決意を速やかに実現してほしい。
 県庁で記者会見した佐藤雄平知事は「復興の動きが形になって現れてきた。こうした流れをより大きく、より確かなものにしていきたい」と述べた。福島復興局で職員に訓示した根本匠復興相は「昨年末、政府で復興・再生に向けた施策体系を決めた。今年は福島の復興が大きく加速する年になる」と語った。一日も早い生活再建や県土再生を望む県民にとって「ようやくか」との感は否めまい。
 例えば「原発事故関連死」だ。県内では約14万人が厳しい避難生活を強いられ、このうち2万9千人近くが劣化の進む仮設住宅で寝起きしている。長引く避難生活に伴い、関連死は1600人を超えて直接死を上回った。同じ被災県である岩手、宮城両県の関連死は死者全体の1割に満たない。異常事態であるにもかかわらず、生活再建の基盤となる災害公営住宅や「仮の町」の整備は遅々として進まない。
 除染もしかりだ。国の財政支援で住宅除染を行う33市町村の計画に対する完了率は35%にとどまっている。中間貯蔵施設の整備にめどが立たず、仮置き場が思うように確保できないことが背景にある。施設の必要性については県も認めている。国が受け入れ要請をしたのが昨年末だ。今後の対応を検討する県の関係部局長による組織の設置は今月中だという。あまりに動きが鈍くはないか。
 昨年、郡山、いわき、福島、二本松の市長選などで現職の落選が相次いだ。除染をはじめ復旧・復興の遅れに対する有権者のいら立ちが最も身近な自治体の首長に向けられたと指摘されている。今年の知事選に絡み、佐藤知事は会見で行政のリーダーの資質を問われた。「現状を分析し、何をすべきかを見極め、決断、実行することだ」と述べた。その通りではある。
 ただ、非常時には迅速さが求められる。前例や予算を重んじ、縦割りの官僚主導の行政では未経験の事態にうまく対応できない。下手をすれば住民の生命を脅かしかねず、行政のトップは決断力と実行力が問われる。それは、この3年を振り返れば明らかだろう。国も県もやるべきことは分かっていると思う。あとは実行だ。(早川 正也)

( 2014/01/07 08:48 福島民報 )

海側井戸で310万ベクレル=最高値更新―福島第1

2014-01-22 14:30:00 | 原子力関係
海側井戸で310万ベクレル=最高値更新―福島第1
時事通信 1月22日(水)10時54分配信
 東京電力は22日、福島第1原発2号機のタービン建屋海側にある観測用井戸で20日に採取した地下水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり310万ベクレル検出されたと発表した。
 これまでの最高値は16日に採取した地下水の同270万ベクレルだった。井戸は護岸から約40メートルの場所にあり、昨年から最高値の更新が続いている。東電は「地下水くみ上げによる影響とみられるが、詳しい原因は不明」と説明している。 

常磐道広野―富岡間、2月22日に再開 線量「健康に影響なし」

2014-01-22 14:00:00 | 原子力関係
常磐道広野―富岡間、2月22日に再開 線量「健康に影響なし」
福島民友新聞 1月22日(水)11時13分配信
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による通行止めが2月末に解除される見通しだった常磐道広野―常磐富岡インターチェンジ(IC)間(延長16.4キロ)について、東日本高速道路(ネクスコ東日本)は21日、再開通日を2月22日と発表した。除染が完了、復旧工事も計画通り進む見通しのため。
 避難区域の再編を受け、住民の一時帰宅や社会基盤の復旧工事、除染作業が動きだしており、同区間の再開通で国道6号に集中していた交通量が分散、大型車などの通行が円滑になる効果が期待される。復興の加速化も後押ししそうだ。
 再開通後は通常の通行料金での利用になる。再開通セレモニーや一般車両の通行開始時間は調整中。
 独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)は21日、同区間を走行した際の被ばく量の評価結果を公表、片道の通行で車は0.2マイクロシーベルト、バイクでは0.25マイクロシーベルトと算定した。JNESは「健康に影響はない水準」という見解を示した。
 被ばく量は時速70キロで十数分間、同区間を走ったと仮定して算出。故障などで道路脇に車を止め、車外に1時間待避した場合には1.5~3マイクロシーベルトとした。
 ネクスコ東日本によると、同区間の空間放射線量は平均で毎時3マイクロシーベルト、最高地点で毎時3.9マイクロシーベルト。同社は最高地点にモニタリングポストを置き、広野、常磐富岡の両料金所のモニターで測定値を公開する。