大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

原子力艦災害時 避難基準の統一「困難」 横須賀市長に岸副大臣

2014-01-25 11:47:28 | 原子力関係
東京新聞

2014年1月24日
横須賀市の米海軍横須賀基地を拠点にする原子力空母「ジョージ・ワシントン」に代わり、来年に同型艦の「ロナルド・レーガン」が配備されるのを受け、岸信夫外務副大臣が二十三日、市役所で吉田雄人(ゆうと)市長と会談した。岸副大臣は、原子力艦災害をめぐる避難基準の統一に「議論や調整に一定の時間が必要で、具体的な目途を示すのは困難」とし、当面は現行の対策マニュアルに従うよう促す文書を渡した。これにより、避難基準が三つある矛盾状態が続くことになった。
 会談冒頭で岸副大臣は「交代を通じて米海軍の存在感を維持することは、わが国の安全保障と極東の安定に寄与する。横須賀市民の懸念は承知している。政府として丁寧に説明する」と話し、原子力艦の安全性について、万全の対策をとるよう米政府に働き掛けるとした。
 約二十分の会談後、取材に応じた吉田市長は、原発と原子力艦とで避難基準が食い違うことに「基準が三つある状況を良しとはしていない。できるだけ早く整理をしてほしい気持ちに変わりない」と引き続き、基準の統一を求める考えを示した。 (中沢佳子)

福島第1原発、タンク増設進む 高い放射線量も計測

2014-01-25 11:15:14 | 原子力関係
福島第1原発、タンク増設進む 高い放射線量も計測
 東京電力は23日、廃炉作業を進めている福島第1原発を報道陣に公開した。同原発の事故から2年10カ月経過した現在でも、原子炉建屋周辺などで非常に高い放射線量が計測されるなど、作業への障害が依然として残っている状況だ。
 公開はバスの車内から見学する形で行われた。汚染水から62種類の放射性物質を取り除ける多核種除去設備(ALPS)、汚染水を保管している地上タンク群、1~4号機などが公開された。原子炉建屋の海側は、津波で流された車両などのがれきが手付かずのまま残り、3号機周辺の放射線量は毎時720マイクロシーベルト。東電は、この場所で昨年は同1000マイクロシーベルトを超えていたとし、線量は徐々に下がりつつあると説明したが、依然として高い数値を示している。
(2014年1月24日 福島民友ニュース

東電病院、東京建物に売却 100億円、2月診療終了

2014-01-25 11:13:52 | 原子力関係
共同通信社

東京電力は23日、東京都新宿区にある「東京電力病院」を、不動産大手の東京建物に売却すると発表した。売却額は周辺施設を含め100億円。東電の経営再建に向けた大型の資産売却はこれで終了する見通し。

引き渡し予定日は3月31日で、診療は2月末で終了する。病院は取り壊される見通し。東京建物は「事業用地として取得した。活用方法は今後検討する」としている。

売却に際して、患者の引き受けや約140人の職員の雇用確保が条件になっていた。患者、職員とも希望者は東京建物の提携先の医療法人が受け入れる。

東電病院は113床の総合病院だが、社員やOB、家族しか利用できない。

(2014年1月23日)

東電病院 東京建物に売却 100億円、来月末診療終了

2014-01-25 10:45:11 | 原子力関係
東京新聞

2014年1月24日 朝刊


 東京電力は二十三日、社員・OBとその家族しか利用できない東京電力病院(東京都新宿区)を、不動産大手の東京建物(同中央区)に売却すると発表した。売却額は土地と建物などを合わせて百億円。病院の診療は二月末で終了し、三月三十一日に東京建物に引き渡す。東京建物は集合住宅やオフィスビルなどへの建て替えを検討する。
 東電は福島第一原発の事故後、資産の売却を進めている。
 東電病院はJR信濃町駅から歩いて五分の一等地にあり、敷地は競泳用プール四個分に当たる五千六百平方メートル。東京建物は「病院を続ける考えはない」(広報)としている。東電病院の職員百四十三人と患者のうち、希望者には別の病院を紹介する。
 東電に東電病院を売却する方針はなかった。だが、二〇一二年六月の株主総会で東京都の猪瀬直樹副知事(当時)が「公的資金を受ける会社が一般に開放していない病院を保有するのは問題だ」と批判。これを受け、東電は同十月に売却する方針に転じた。昨年五月と九月の二回にわたり入札を行い、東京建物が優先交渉権を得ていた。
 東電病院をめぐっては、猪瀬氏が取得に関心を示していた徳洲会グループから五千万円を受け取っていたことが発覚。徳洲会に有利になるよう取り計らった疑惑が持たれている。
 徳洲会グループは入札に参加したが、別の選挙違反事件で東京地検特捜部の強制捜査を受け、辞退した。

被ばく60年、現地訪問へ 第五福竜丸の大石さん

2014-01-25 10:12:05 | 原子力関係
共同通信社

1954年、米国が太平洋マーシャル諸島・ビキニ環礁で行った水爆実験で被ばくしたマグロ漁船「第五福竜丸」の元乗組員、大石又七さん(80)=東京都=が23日、被ばく60年の3月1日に合わせ、マーシャル諸島を訪問する意向を明らかにした。現地の政府関係者や住民が参加する式典に出席する予定。

大石さんは、共同通信の取材に「福島で原発事故が起き、世界の核の状況は深刻になっている。福島原発事故とビキニ水爆実験はつながっている。60年の節目に、経験した苦しみや核の恐ろしさを訴えたい」と話した。

(2014年1月23日)