廃棄物を焼却処理 川内で「仮設減容化施設」着工へ
環境省が川内村の避難指示解除準備区域に建設を計画していた仮設減容化施設の安全祈願祭は29日、同村下川内の建設予定地で行われ、同省や村、企業の関係者が工事の安全を祈願した。
同省によると、減容化施設は6月に着工、年内の完成を目指して建設が行われる。来年1月の稼働を予定しており、稼働後は1日約7トンの廃棄物を焼却処理する。稼働期間は来年12月までの1年間。焼却処理は同村の避難区域で発生した廃棄物が対象で、同省の推計では約1700トンになる見通し。
祈願祭では神事の後、遠藤雄幸村長、環境省の関谷毅史福島環境再生事務所長らが玉串をささげた。遠藤村長は「いつも通りの生活を取り戻すにはなくてはならない施設。住民の要望を聞きながら完成させてほしい」とあいさつした。
同日、同省と村、付近住民などによる協議会も発足。同省は今後、協議会を通じて住民に施設の情報を随時提供していく。
(2014年5月30日 福島民友ニュース)
環境省が川内村の避難指示解除準備区域に建設を計画していた仮設減容化施設の安全祈願祭は29日、同村下川内の建設予定地で行われ、同省や村、企業の関係者が工事の安全を祈願した。
同省によると、減容化施設は6月に着工、年内の完成を目指して建設が行われる。来年1月の稼働を予定しており、稼働後は1日約7トンの廃棄物を焼却処理する。稼働期間は来年12月までの1年間。焼却処理は同村の避難区域で発生した廃棄物が対象で、同省の推計では約1700トンになる見通し。
祈願祭では神事の後、遠藤雄幸村長、環境省の関谷毅史福島環境再生事務所長らが玉串をささげた。遠藤村長は「いつも通りの生活を取り戻すにはなくてはならない施設。住民の要望を聞きながら完成させてほしい」とあいさつした。
同日、同省と村、付近住民などによる協議会も発足。同省は今後、協議会を通じて住民に施設の情報を随時提供していく。
(2014年5月30日 福島民友ニュース)