【元財務官僚が語る】シリーズ第6回 マネーの本質 3つの貨幣観の違いが財政金融政策を決定する
とあるスナックで
コー
そうですよね、我々が今使っているお金をというものを考えてみたら、そうですよね。
大変参考になりました。
ところで、銀行の負債を誰が埋めていくんでしょう。負債のままでいいんですか。
銀行からお金を借りた、個人なり、企業なり、公的機関なんでしょう。要するに借りた側ですよね。そこのところがいまいちはっきりわからないですね。
生意気なことを言わせてもらえれば、やっぱり流通しているお金、M3の大部分は銀行預金でそれは銀行から借金をしている側の負債だとも言えないんですかね。
だから、「借金は悪くないんだ」どころの話ではなく、人びとの、国民の、政府の、銀行からの借金がなかったら、通貨というものが存在しないという事ではないんですか、間違っていたらごめんなさい。
それが「債務貨幣制度」だと思うんですけどね。
そして「借金が多すぎても困る」どころの話ではなく、1930年代の世界恐慌も、1990年代の日本のデフレ恐慌も、そして今まさに起きている中国からの恐慌も、返せなくなった借金が元になっているという事なんじゃないんですかね。
今までの世界的な恐慌をぜひあなたの会計学の観点から、説明してほしいですね、期待してます。