9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について   ちょっと一休み (昔の曲で)

2018年07月11日 | 日記
とあるスナックで

ママ
さ、そろそろ一服しましょ、コーさん。

今日は(上原ひろみ)にしますか?


コー
うん、今日は昔よく聞いた(ザ・スリー・ディグリーズの天使のささやき)をお願いします。


ママ
また、随分昔じゃないのよ。懐かしいわ。それと、(荒野のならず者)もよく聞いたわね。


コー
そのころから、ディスコなんかが流行ってきたんじゃないかな。


ママ
わたしも若い頃はよくディスコに行ったわ、懐かしいわね。

その当時は、よく(abba)の曲がかかっていたわね。


コー
今夜はちょっとママ、踊ろうか、昔を思い出して。


小林
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9.11について  <M×V=P×T> 流通速度の低下の謎?

2018年07月10日 | 日記
とあるスナックで

小林
いわゆる<M×V=P×T>、交換方程式のどこがおかしいといっているんですか、リチャード・A・ヴェルナーは。


コー
そうだな、うまく説明できるかどうかわからないけど。

まずこの式で、M,V,P,Tはそれぞれなにを表してわしているんだろうか。ここでは


M:貨幣供給量 (マネーサプライ)

V:一定期間に貨幣が平均何回転したかを示す貨幣の流通速度 (逆数はマーシャルのK)

P:物価水準

T:取引量 (生産量と考えても良い)



これが一般的だと思う。Mはマネーサプライなんだな。この式でいくら貨幣供給量を増やしても、ちっとも物価があがらないという<流通速度の低下>が問題になっているようだけど、そのところでリチャード・A・ヴェルナーが一般と違う意見を言っているという事だと思う。

その話を分かりやすく書かれているのが

 天野統康の本、<詐欺 経済学原論>2016年4月 (株)ヒカルランド

だと思う。図が入っていてわかりやすく書かれているんじゃないだろうか。動画でいえばここだろうか。いわゆる<陰謀論>的な話に拒絶反応を示す人は、そういう部分を取り除いて、純粋に経済学として読んでほしいんだ。

分かってしまえばそんなに難しい話ではないと思う。 P-214


主流経済学の公式

「通貨供給量」(現金+預金)×通貨供給量の流通速度=「生産量」×実体経済の商品価格(物価)


この式は、イコールにするのがおかしい!

と書かれている。このことを理解するには、民間銀行の帳簿で考えてみればはっきりするという事だ。

まず左辺の(現金+預金)は、民間銀行の複式簿記の帳簿の資産側で見てみると、<実体経済業種への貸出金>と<金融経済業種への貸出金>に分けられるだろうという事だ。ここがポイントなんだな。負債・資本側でいくらくわしく見たって、いつまでもジーと見たってまったくわからないんだ。

もうだいたい分かってきたと思うが、一方右辺側は、 P-220


もう一つの項目である、「商品価格」は実体経済の物価を測る統計項目である。つまり、主流経済学の右辺は実体経済の規模を表した計算である。

生産量×商品価格(物価)=名目GDP

そうすると、交換方程式の左辺の消費側の式では、「通貨供給量」を用いて、実体経済も金融経済も含めて通貨量が計上されているのに、右辺の販売側では実体経済のみの数字が計上されている。

交換方程式の左辺と右辺の本質的な内容が違うのにイコールさせている不適当な式になっているのである



小林
大学の経済学の教授もわかっていない人がたくさんいるんじゃないでしょうか。

ひょっとしたら、日銀の黒田総裁もわかっていないんじゃないでしょうか。


コー
えーそうなの、 オーマイ ゴット!!
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9.11について <債務・借金貨幣制度>とは? その4

2018年07月06日 | 日記
とあるスナックで

小林
私たちが、ヴェルナー理論を理解し、うまく政策に反映し、経済成長できればバンバンザイですね、かつてのように。


コー
そうだね。でもこの<債務・借金貨幣制度>の中で、<インフレなき経済成長>は持続できるんだろうか?

<債務・借金貨幣制度>そのものの、制度上の問題はないんだろうか?

アイスランドの人々は、2008年の金融恐慌で銀行が潰れてしまい、銀行にあずけていた自分の預金が引き出せなくなってしまった。自分たちは何も悪いことをしたわけではないのに、コツコツ貯めていたお金がなくなってしまったわけだ。

一体これはどういうことだ。何が起こったんだ。なにが原因なんだ。

当然考えたよね。みんなが考えた。考えざるを得なっかった。

結論として、いままでの<債務・借金貨幣制度>そのものに制度上の欠陥があったという事だと思う。

そしていままでの<債務・借金貨幣制度>ではない、違う新しい金融制度をつくろうとしているんだと思う。


日本も、20年以上の低成長そしてデフレ。働いても働いてもちっとも豊かになった気がしない。

日本は世界一の債権国? 200兆円の金融緩和? なにそれ、どこにそんなお金があるの? 

日本人も真剣にいまの金融システムのことを考え始めたんじゃないだろうか、一体どうなんってるんだと。この動画をみるとそう思うな


小林
この動画を見て思い出したんです、天野統康の本、<あなたはお金のしくみにこうして騙されている 2011年1月 徳間書店>に書いてあったんですけど、


国民が銀行制度や貨幣制度を理解していないことは良いことだ。

もし国民がそれを理解したら、明日夜が明ける前に革命がおきるだろう。



ヘンリー・フォード(フォード・モーター社創業家)


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9.11について  <経済成長するための条件> その2

2018年07月06日 | 日記
とあるスナックで

コー
いやーうまかったね、ビール。最初喉をグーと通る時が何とも言えずいいねー。

ところで10人の経済学者がいたら、10個の経済学や論があると思うんだけど、やはり人それぞれなんだな。

おれは、まずこの人の話が本当だなと思うんだ、リチャード・A・ヴェルナー。

<謎解き! 平成大不況> 2003年4月 PHP研究所  この本の P-193


2 経済成長するための条件とは

解説1 経済成長は驚くほど単純な方法で実現できる

* これまでの経済学理論では語られなかった「現実

これまで数えきれないほどの経済学者が「経済成長はいかにして実現できるのか」を模索し、経済政策を研究してきましたが、明確な答えを導き出すことはできませんでした。しかし、ここまで読み進まれたみなさんんは、その答えがわかったのではないでしょうか。

そうです。経済成長の最大の条件は「信用創造」です。完全雇用に近い状態で2,3%の経済成長をしている国でも、信用創造によってお金の量を増やすことで、経済をより拡大させることが可能になります。

あまりに単純な答えなので「それだけであるはずがない。どうも怪しい」と思う人もいるでしょう。私も、あらゆる国のあらゆる時期におけるデータで検証を行いました。また、統計学上の検証も行っています。(検証方法等の詳細は本書と同時発売の私の本「虚構の終焉」でしめしています)

その結論が、「信用創造の量」でした

これまで分厚い経済学理論の本を何冊も読み、勉強と研究を重ねてきたエコノミストの方にはとくに、この単純な答えは信じたくないかもしれません。しかし、これでさまざまな経済の現実が説明できるのです。

* 信用創造のお金が「生産を高める」ほうに向かうことが重要

信用創造によってお金の量を増やせば経済成長できる、というと、「単に銀行がジャブジャブ融資をすれば努力しないでも成長できるのか」という印象を持つかもしれません。しかし、これまで見てきたように、信用創造によるお金が、より多く不動産など資産部門の取引に向かえば、資産インフレだけを引き起こします。それがバブルになると、遅かれ早かれそのバブルは崩壊し、銀行は不良債権の山を抱えてしまいます。そうなると、否応なしに信用創造を縮小せざるを得ません。したがって、これでは、持続的な経済成長にはなりません。

また、信用創造のお金が、生産を高めることにならない消費などに多く向かってしまうと、物価上昇だけを引き起こし、実質的な所得は増加しないことになります。これでは名目上は経済成長しているようでも、実質的に国民の豊かさが向上したことにはなりません。

とくに不況だという状態ではなく、ある程度の経済成長をしている国が実質的に所得をより向上させるためには、信用創造によるお金が、生産を高める「投資」に多く使われる必要があります。信用創造によるお金の増加と、先行投資の結果もたされた生産の向上が同程度であれば、物価は上昇せずに実質GDPが拡大することになります。つまり、「インフレなき経済成長」です。

その「インフレなき経済成長」を達成する方法は、単純ではあるものの、簡単に実行できるわけではありません。まず、信用創造のお金が生産を高める方向に向かうよう、政府による賢明かつ適切な介入が必要です。繰り返し述べてきたように、お金を「貸す」「借りる」の信用創造の市場は、不均衡な市場であり、貸す側が借り手を選別するという割り当てが行われます。国全体の経済を考えるのならば、やはり政府による介入は不可欠です。

他方、いくら企業の投資においては、工場を建設する、あるいは新しい機械を導入するといったものだけではなく、たとえば環境に配慮するとか、サービスを向上させるというように、目には見えにくい付加価値の向上も重要になります。付加価値の部分を含め生産性を高めていくには、技術力が必要ですし、創造性や意欲も必要です。また、経営者も社員も努力をしつづけることが不可欠になります。

いくら融資を受けることができても、お客さんに受け入れられるものを提供できなければ、他社にシェアを奪われ、会社は衰退してしまいます。次に融資を受けることも難しくなるでしょう。ですから、信用創造さえ拡大していれば努力などしなくても楽に経済成長できる、というものではありません。

こうした経済成長の条件を兼ね備え、一番見事にそれを実現した国が日本です。ドイツもこの方法によって経済成長を実現しました。また、多くのアジア諸国も、日本型モデルとして成長を遂げています。つまり、「日本型モデル」は歴史の現実が証明する成長モデルです。

ーーー。


小林
「量的緩和」という言葉は、ヴェルナーがはじめて使ったとのことですね。そして「信用創造のお金」を彼ほど研究した人も珍しいんではないでしょうか。


コー
上のようにヴェルナーは結論になったけれど、それに至るまでにあのフィッシャーの交換方程式の研究があったわけだ。 P-99


ところが、それ以降になると、この「安定的な関係」が崩れ始めました。とくに、アメリカ、イギリス、スカンジナビア諸国、日本、それにいくつかのアジア諸国において顕著で、「流通速度」が急速に低下しはじめたのです。それまで、お金の流通速度や、あるいは「貨幣需要関数」が非常に重要視されていただけに、自然発生したかに見えるこの現象は、大きな関心を集めました。

流通速度が低下するということは、お金の量(M)は増えているのに、その増加率と見合うほど名目GDP(PY)が伸びないことを意味します。
ーーー。
ーーーーそして  P-102ーーーー

ではなにをすれば景気が良くなるのかを考えるためには、いったいこれらの理論のどこに間違いがあるのか、すなわち、なぜ「お金の量と名目GDPの関係が安定的にならないのか」をまず解明する必要があります。それが、現実の経済の説明を可能にするとともに、長期不況の日本経済の謎を解き明かすことにつながるはずです。
ーーー。


小林
彼は見ごとに解き明かしたんですね。そして上の結論に至ったわけなんですね。



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9.11について  <経済成長するための条件とは>

2018年07月06日 | 日記
とあるスナックで

コー
どうママ、大西つねきの動画はみましたか?

ママ
まだ56回までいってないのよ、もう少し時間がかかるわ、全部見るまでには。


コー
いいんじゃないですか、自分のペースで見てください。きょうはちょっと、<債務・借金貨幣制度>とはどういう制度かということから離れて、今の日本の景気が良くなり、経済成長するにはどうすればいいのかという話をしたいと思うんだ。なにしろ20年前の大学の新卒の給料と、今の大学の新卒の給料があまり変わらないんだからね。異常というしかないんだと思うけどね。若い人はピンとこないかもしれないけど、日本の周りのアジアの人たちと比べて、そしてヨーロッパ、アメリカと比べればわかるんじゃないだろうか。ようするに経済成長できなかったということだと思う。成長できなかっただけじゃなく、じわじわと右肩下がり、経済全体が縮小してきている、言い換えれば生活がだんだん苦しくなってきているということじゃないんだろうか。そしてそれは弱者からまっさきに影響が襲って来るということだ。老人、子供、低所得層、病人などなど。


小林
そうですね、しかもこの間に政府が国債を発行してお金を作らなかったら、もっともっとひどい状態になっていただろうということですね、大西つねきの話を聞くと。


コー
そうなんだ。そこできょうは今の<債務・借金貨幣制度>のままで、経済成長するにはどうすればいいのかという話なんだ。なにしろ1980年頃までは、国が国債を発行しなくて、高い経済成長をしてたわけだからね、いまの<債務・借金貨幣制度>のもとで。いやむしろ<債務・借金貨幣制度>のおかげでと言っていいと思うけど、民間の企業や人がお金を借りてそしてそれを付加価値の生み出す事業に投資をして、回収して利子をつけて銀行に返して、また銀行から借りて投資をしてと、それがうまく回転出来ていた時代だったんだろう。

それが、金融市場のバブル崩壊から実体経済の崩壊になっていくわけだ。

その崩壊のメカニズムは、1929年10月24日木曜日、ウォール街の株式市場の暴落に端を発した、<世界大恐慌>と同じだと思う。


金融市場という風船に、(信用創造)により利子付きの借金というお金の空気をどんどん送り込んでいったんだろう。

その風船はいつかは、破裂する、ほっといても。借金は無限に増えることはできないからね。

個人でも企業でも国家でも、おなじだろう。
個人で考えれば、土地、家やその他の資産と毎月もらえる給料の範囲以内ということだと思う。

銀行が株は儲かりますよと言って、個人や企業に融資をする。

始めの頃はどんどん参加する人が増えていき、株価も上がっていく。当然儲かる人が続出する。そうするとますます参加する人が増えてくる。

バブルの頃はすごかったね。家庭の主婦まで株、株、といって夢中になってやっていたからね。一般企業も財テクだといって、株、土地、絵画などにお金をつぎ込んでいたね。

しかし人の数には限界があり、借りられる額にも限界がある。しかも借金は、利子をつけて決められた期日までに返さなければならない。

そうなるとある時点から、新しく参加してくる<買い>より、利益確定の<売り>が多くなるんだな、当然だけど。

そうなると本格的にカラ売の<売り>が入ってくる。するとどうしても前の高値を越えられず、下がっていく。下がっていくと一旦は絶好の買場だといって<買い>が入るが、今度は後が続かない。もうお金を借りられる人、量が限界を超えているからね。まさか子供に、(お嬢ちゃん、お金を貸してあげるから株を買ってみない)と言ってすすめるわけにはいかないからね。

ますます下がっていく。利益確定の<売り>、カラ売りの<売り>、そして損切りの<売り>。<売り>が<売り>を呼び、恐怖による大暴落。

そして、市場がシーンとなるんだ。<買い>が全然入ってこないで、短い時間だけど。そこへポツリポツリと<買い>が入るようになる。

カラ売りの利益確定の<買い>が入ってくるわけだ。やったー、大儲けだと言ってね。そしていまこそ底の底だ、待ちに待った底だと言って、新たな<買い>が入ってくるんだな。俺はこの時を10年待っていたと言ってね。



小林
ちょっとコーさん、ここらで一服しましょう。今日は<経済成長するための条件>でしたよね。


コー
ゴメン、ゴメンついつい熱が入っちゃったな。いや、バブルと<バブル崩壊>にも、<信用創造のお金>つまり借金のお金が入ってくるということが重要だということを言いたかったもんでね。

ママ、ビールお願いします。


ママ
ハーイ、今用意しますよ。


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