とあるスナックで
コー
ボーとしてなんとなく本棚をみてたら、この本が目に入ったんだ。以前読んだ本だったが、今改めて読んでみる価値がありそうだ。
小林
そうですね、この作者は主にアメリカに住んでいてアメリカの資料を詳しく調べているようですね。そこが特徴ですね。
まさしく今ですね。
最後のページの著者紹介を読んでみましょう。
菊川 誠司 (きくかわ せいじ)
富山県生まれ。観光旅行のつもりで立ち寄ったアメリカの自由な雰囲気に魅了され、以来在米生活30年。9.11同時多発テロ以降、重苦しい空気へと急速に変化したアメリカ社会の根源をさぐり、調査を開始。かつて世界中があこがれた豊かな国アメリカの衰退は、国際金融資本家たちの私企業たる連邦準備制度設立に端を発することを知る。アメリカ国民に警鐘を鳴らしていた本物の政治家たちの遺志を継ぎ、「闇の世界金融の不都合な真実」「9.11テロの不都合な真実」「世界恐慌という仕組みを操るロックフェラー」を執筆。訳書にゲイリー・アレン著「新世界秩序(人間牧場)にNO!と言おう」。(いずれも5次元文庫、徳間書店)。
そして最初のページをよんでみましょう。
インフルエンザをばら撒く人々・・・・?
そんな馬鹿なことがあるわけないよ。 誰もがそう思うことでしょう。
しかし、戦前のスペイン風邪から、現代の豚インフルエンザまで、それらはウイルスに人工的に改良が加えられた、生物兵器だったのです!
これは推理小説でも妄想でもありません。各国の研究者たちが、実際にそう発言しているのです。
インフルエンザ騒動で得をしたのは、ワクチン製造会社でした。
しかし製薬会社だけの利益で済むなら、まだいいのです。恐ろしいのは、予防のためのワクチンに、さらに巧妙な仕掛けがなされていることです。
9.11もまた自作自演の捏造テロでした。
「あれは中東のテロリストの仕業だ! 対テロ戦争のために、全世界はアメリカ政府に協力しなさい」
そうした詭弁を弄して、戦争が開始されました。アメリカでは愛国者法を初めとする国民の監視体制が強化されました。
「インフルエンザは恐ろしい、恐ろしい。さあ、我が社のワクチンを使いましょう」
危機を煽って、国民を騙す手口は全く同じです。しかし、いったいなぜ、誰が何の目的で・・・・?
世界を巻き込んだ大犯罪の全貌を本書で明らかにします。
もう知らずには済まされない!
コー
今読み返してみると、これらの言葉はちっとも大げさではなかったということだと思う。
むしろ自体はもっともっと深刻に進んでいたということだと思う。 「まえがき」を読んで行こう。
まえがきーー新型インフルは特定の人種を狙い打ちににする生物兵器!?
2009年3月18日にメキシコで発見された新型のインフルエンザによる恐怖感が、一時は世界中を覆いました。
ブタ・インフルエンザと報道されたためにエジプトでは35万頭の豚が処分されました。サーズ(SARS)の記憶がいまだにさめない香港では、たった一人の患者のために1つのホテルが完全封鎖されて、宿泊客と従業員が中で隔離状態にされたことが報道されました。
検出されたウイルスは、20世紀初頭に大流行して多数の死者を出したスペイン風邪と同じ種類のH1N1と判明しました。
ニューヨークではメキシコからの移民が多いためか、・・・・・・。
・・・・・。
歴然としたデータです。南米系だけで197人になり、南米系人種の多いアメリカとカナダを加えると392人と死者総数の91%は、いわゆる南米系スパニッシュが占めていました。
そして最大の特徴は、トリとヒトに加えて2種類のブタの計4種類のインフルエンザ・ウイルスの遺伝子を合わせ持っていたことです。
4月26日、テキサス州ダラス市の保健所のジョン・カルロ博士が記者会見で、「今回猛威を振るっている系統はウイルス銀行にも保管されていないもので、アメリカのみならず世界中のどこでも見つかったことがない全く新しい種類だ」と述べました。
博士はさすがに誰かがばら撒いたとまでは言いませんでしたが、研究所内で人間によって培養されていたウイルスに感染したということは、外に持ち出した者がいるはずです。そうだとすると、いったい誰が持ち出して、また何の目的があってメキシコで最初にばら撒いたのでしょうか?
本書では、そうした謎を探ります。インフルエンザを中心に、それに関するワクチンの製薬会社の事情、また、ある大きな”目的”のために動かされている国連やアメリカ政府に影響を与える一部の私的機関などについてです。
一般にはあまり知られていない多くの、驚くべきとしか表現のしようのない事実を皆様にお伝えしたいと思います。
平成21年盛夏 菊川征司(きくかわせいじ)
小林
うーん、今改めて読み返してみると、背筋が ゾーットしてきますね。
そもそも私たちは一体どういう世界に棲んでいるんでしょう。
すこしは民主的で自由で、そして人権が法律で守られているという世界に棲んでいるというのは、まったくの錯覚だったということではないんでしょうか。
コー
どうもそのようだ。
本人は全くの自覚がない、「奴隷・家畜」だったということだ。
それが、「錯覚」の中で生きているということだと思う。
少数の者が大多数の者を支配する、奴隷とする、家畜とする、最高の方法だということだ。
支配されているものが、まったくその自覚がないんだから。