
上図は私の知り合いの女性の命式です。
日干丁の食神を中心とする正財と偏財との並びの命式です。
五行を見ると…
・木(印星)●
・火(比肩)●
・土(食傷)●●
・金(財星)●●●●△
・水(官星)なし
で、天干の並びは食神も正財も偏財も全て女性的な変通星です。
また、地支による変通星も正財・偏印・偏財・食神と、八字の全て女性的な変通星で構成されています。
変通星の中で、男性的(主体的)な変通星が官星(偏官・正官)と比肩(劫財・敗財)ですが、官星は無く比肩も自星が1個だけです。
いわゆる身弱の命式ですし、社会で活躍する官星も弱いので、できれば誰かに頼って活きたいタイプの命式です。
比肩が弱いので、大きなお金をつかむことはできませんが、星の並びが食神→財星と生じていることと、財星が多いので不思議とお金には不自由はしません。
まわりの人(身内や知り合い)が不思議と助けてくれて、いただき物も多いかも知れません。
財に付く△(酉丑)も給料以外のお金という暗示があります…不思議と小銭には恵まれます。
この様な女性は、月上に確りした官星を持ち、五行にも自星が3個ぐらいある、主体的な男性と結婚するのが一番良いですね。
外に出て働くよりも、家の中で主婦業をするのを好む命式の一つともいえます。

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