相性、引き合う縁。

男女の相性を看る場合ですが…。
この相性は優しそうで難しいです…。
恋愛中は、男女が互いに惹きあって楽しければ良いのですが…。
いざ、結婚となると話は別です。
結婚は現実ですし、二人だけではなく、互いの親との関係もあります（特に長男の場合）。
また、どんなに愛し合っていても現実の生活では、経済（お金）の問題もあります。
どんなにイケメンでも、経済力が無くても嫌ですし、浮気性の男でも注意が必要です。
女性の方から男性を見た場合…。

１．まず、二人の関係が互いにどうか…？ということですね。
　・互いの心が引きあうか？
　・互いの性の関係はどうか？
２．お相手の方の性格は？また、きちんと仕事をしてくれるか（経済力）？
３．お互いの子供運はどうか？
４．自分が一人っ子の場合や、彼が長男の場合は親との関係はどうか？
５．彼の健康は…？等、様々な観点で、互いの命式を看る必要があります。

ある組織のデーターでは、恋愛結婚の離婚率は約40％、見合い結婚の離婚率は約10％という数字もありました。
離婚を前提に結婚する人は居ませんが、確かに高い離婚率ともいえます。

最終的な相性を看るばあいには、互いの命式や大運全てを見て判断しますが、
特に互いの日柱を中心に月柱の関係も見ながら判断します。
子供運という観点では時柱も重要ですね…。
また、単に引き合う縁という観点では、互いの干支（特に日柱）の干支合もポイントの一つになります。

この様なカップルの例も考えられます。
そのカップルは…
・日干どうしが干合し、地支どうしも支合で引き合っている。…いわゆる鴛鴦合（天地徳合）とも言われる「オシドリ」夫婦の日干どうしですね。
・男性と女性の命式中の他の柱にも多くの干合がある場合。…干合が多いと精神的に引き合う縁が増えると言われいます。しかし、引き合うから良いとは一概に言えません。干合してできた五行が、その人の命式にとって、必要な五行なら良いのですが…。そうでない場合（例えば比肩にあたる五行に出る場合）には、最初は引き合うが後には分離する場合も出てきます。
・男性の地支に三局（三合）する三支のうちの二つがあり、女性の地支に残りの一つがある場合。例えば、男性の地支に亥と卯があり、女性の地支に卯と未とがある場合は、男性が持つ亥と卯は女性にある未が欲しくなり、女性の卯と未は男性の亥が欲しくなります。…この場合は男女共に相手を欲します。亥卯未で新たな木のエネルギーが生じますが、その木のエネルギーが二人の命式にとって必要な五行の場合は、引き合いながら良くなりますが、そうでない場合は、引き合いながら問題が生じる関係にもなります。

この様に、互いの命式を見て、干支合が沢山でる場合は、引き合うご縁が深いとも見ます。
現実の世界ではこの様な場合も考えられます。

・妻は一人娘で、妻の親は会社を経営していて、自分（夫）や自分の身内もその会社に勤めている。
・二人は互いに愛し合っていたが、ある時夫に魔が刺した。そして、現在は複雑な関係。…この場合は離婚するにもできない関係になる場合が多い。

逆に干支合が殆ど無い場合は、互いのしがらみも無く、命式如何では簡単に別れてしまう場合もあります。

特に、互いの両親が離婚している様なカップルの場合は、ご自分やお相手の命式を確りと知って、お互いの長所を伸ばす様な生き方や捉え方をすると良いと思います。

占いは人生の天気予報です。
自分の命式を確りと知って、今がどの様な時期かをハッキリと掴んで対処すれば、比較的楽しい人生を生きることが出来ます。
例えば、台風の時に山へ行ったり海に行ったりはしません。台風の時は雨戸を閉めて過ぎ去るのを待ちます。
しかし、運勢の冬の様な時期や台風の様な時に、家を建てたり、山登りするような（事を興す）人も多いのが現実です。自分を確りと知ることが重要だと思います。
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