新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

今日の新聞の記事から・・・子孫運。

2015年11月11日 | 妊娠・出産、子供・家庭運について。
今朝の新聞にこんな記事が載っていました。
厚生労働省が男性の不妊治療にも助成金を出すことを検討している。
また、女性向けの助成金も1回目の金額を増やすという。
子供が出来ない原因の半分は男性にもあり、自治体や国も助成に乗り出す…。

精子と卵子が出会うと妊娠すると簡単に考えている人が多い様だが、妊娠の仕組みはなかなか複雑なところがあるらしい。
排卵によって卵巣を出た卵子は卵管内へと向かうが、その寿命は約24時間。また、精子の寿命は3~4日間で、通常卵子は月に1回しか排卵されず、妊娠可能な期間も限られている。
故に精子は適切なタイミングで卵子と出会う必要があるらしい…特に受精しやすいのは排卵後6~8時間程だという説もある。
1回の射精で2~4億個の精子が卵子を目指して進が、その速度は1分間に1~3mm程ほど。
精子が卵管采まで到達する距離を人間の大きさに当てはめると約300km(東京―名古屋間の距離)というから、途方もない距離を泳ぐことになる。そして、卵管までたどり着くのは200~500個(匹)ぐらいらしい。
そして、お互いが出逢うと受精が行われるがそれはまだ妊娠ではありません。
受精卵は分裂を繰り返しながら5日ほどかけて子宮へと向かうそうです。
そして子宮内膜が妊娠に備えて厚くなっていればそこにもぐりこみ着床。
これで妊娠が成立、受精からおよそ一週間もかかるそうです。
受精卵が子宮内膜に着床するのは成長の為の栄養分をとるためで、そこで胎盤をつくり、母体からへその緒を通して栄養や酸素を補給するそうです。

※ 易には天人同一思想というものがり、天体機構と人体機構は同じと言っている。
8×8卦…人間に限らず宇宙に存在する全ての生物は64細胞によって成り立っているらしい…。
精子(陽)・卵子(陰)の交合に始まり、太極(1)→両儀(2)→四象(4)→八卦(8)→十六卦(16)→三十二卦(32)→六十四卦(64)と受精卵が分裂して子宮着床すると言われている。

占い(四柱推命)という観点で、子孫運を看ると…
女性の命式では、食傷(特に食神)は子供を表す。
また、食神(子供)を守るのが財星(偏財・正財)で、この場合の財星は家庭や母体の様な意味もある。
確りした食傷や財星があれば良いのだが…
その財星を壊す比劫(比肩・劫財・敗財)が特に時柱という子孫運を表す柱に出ている場合は注意が必要。
また、20~30代の結婚・出産適齢期に強い比劫や偏印が廻る場合は良い年回りを掴む事も必要。

比劫(比肩・劫財・敗財)の時期は冬の様な運気で様々な問題が生じやすい時期とも言える。妊娠するには内外共に良い環境とは言えない時期かもしれない。逆に食神の年は何かと甘い雰囲気になり男女の仲も良い雰囲気となる。心が身体に及ぼす影響は大なので、子供も授かりやすくなるのだと思う。勿論、財星(偏財・正財)の時期も心は安定する時期といえる。

男性の命式では、官星(正官・偏官)が子孫運(跡継ぎ運)を表し、その官星を尅す強い傷官があると注意が必要です。
男性は仕事と言う分野に意識を持ちやすい。昔から男は稼ぐ事を求められてきた。
命式中に強い傷官がある男性はやや神経質なところがあり、ストレスにも弱い傾向があるといえる。
また、傷官は組織をあらわす官星を尅すので仕事や組織運は強いとは言えない。
仕事に生きる男にとってはストレスが生じやすい時期や変通星が傷官かも知れない…。
傷官が強すぎる場合は、傷官の気を洩らす財星の時期も良い時期かも知れません…。
そして、この様な命式を持つ人は相性や環境が重要だと思う。

心が身体に及ぼす影響はとても大きいと言えます。
特にホルモンの関係とストレスとは切っても切れない関係があります。
極端に偏った五行や命式を持つ方は、排卵日と財星の月日が重なる日を利用するのも良いかも知れません…。

命式(生年月日刻)は変えられませんが、行運(大運や流年)によって、命式全体のバランスも変わるものです…。
チャンスの時を知って運を掴む事も可能かも知れません…。
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コメント (9)
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