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上図は私の甥の命式です(生時不明)。
彼は、なかなかの働き者で、男気の強いところがあります。
当流派の見方では偏官と印綬とがならぶ「官印両全」の形の命式で、五行にも財星があることから、仕事がメインですが優しさや家庭性もあります。
この様に偏官が中心星の命式は行運に傷官が来る時が注意の時期とも言えます。
案の定、傷官の大運の時に上司との関係で意見の相違からトラブルが発生しました。
周囲からは、もう少し上手にすれば良かったのに…と、言われました。
官星には(正官と偏官)とがあります。…他流派では官星は正官で、偏官は七殺とも言われています。
正官は調教されたサラブレットの様なものです。
品もありますし、調教されているので「嫌な主人」でも主人なら乗せます。
偏官は野生馬みたいなところがありますので、たとえ主人でも、「気に入らない」と乗せない場合があります。
彼の場合も中心星が偏官ですので、たとえ上司の命令でも、筋が通らなければ反論する場合が出てきます。
その結果、左遷。…偏官は、力ずくでは長いものに巻かれるのが嫌なのですね…。
行運に傷官が来る時期は少々荒れました。
年上に印綬が無ければ、もっと荒れていたかも知れません…
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