新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十二運について(四柱推命)

2022年04月02日 |  四柱推命(十二運…地支星)
四柱推命には「十二運」というものあります。
胎・養・長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶の12個ですね…。
日干から見た十二支の強弱を表したもので、地支から導かれるので「地支星」とも言います。

長生~帝旺は旺相運。(ただし、沐浴は荒れる運)…エネルギーが強く外に拡大。
胎・養は中庸運…普通、中間。
衰・病は弱運
死・墓・絶は休囚運。…エネルギーが内向き。

また、その名称は人の一生にもなぞらえてあります。
以下の様な運気や意味合いもあります。

1. 胎…母の胎内に宿っている時の様な運(養子・甘え)⇔ 7. 帝旺…トップに昇りつめるが、後は下るだけ(勝気・強すぎて凶・極端)。
2. 養…養われているような星。面倒見も良い(養子・色情)⇔ 8. 衰…衰えが出はじめる(慎重・保守的・淡泊)。
3. 長生…すくすくと素直に成長する(吉運・温和・素直)⇔ 9. 病…病を得やすい様な運(敏感・芸能・医療)。
4. 沐浴…思春期の反抗期の様な時期(荒れる・不安定・色情)⇔ 10. 死…病が進み、死が訪れる様な…(せっかち・一徹)。
5. 冠帯…若気、地位名誉を得て冠をかぶる(智徳・宗教性・自己本位)⇔11. 墓…墓に入っている様な…(理財・陰気・歴史)。
6. 建禄…財を成し、一家を構えて安定(生財・独立)⇔ 12. 絶…来世に転生中(軽率・お人よし・極盛転落)。
参考資料

十二運の覚え方のポイントは…
例えば…
3. 長生…すくすくと素直に成長の反対は ⇔ 9. 病…の病気がち というふうに覚えると良いと思います。
5. 冠帯…若々しいの反対は ⇔ 墓. 古くさい、歴史、古いもの 。
参考資料

それでは、ここでクイズです。
以下の要素は、上記 十二運の中の何に当てはまるでしょうか…?
a. 開けっぴろげだが、時代の変化に敏感(   )
b. 古いものに興味を示し、貯蓄も好き(   )
c. 好奇心旺盛で移り気で衝動的(   )
d. カツコ良さ、野心家で体裁を重視(   )
e. 夢想的で幻想的、細かいとこが気になる(   )

さあ、いくつ出来ましたか?

また、十二運は必ず変通星とセットで見ます。
例えば、比肩という自我の星に十二運の沐浴が付くと、自我荒れる(我儘)とか…
食神という春の様な雰囲気の星に沐浴が付くと、色気に注意の暗示も出てきます。
偏印という、スピリチュアル的な星に十二運の墓が付くと、霊的精神的なエネルギーに囲まれます。
その他、様々ありますね…
男性の受験生の場合、偏財に沐浴等が付く年は、勉強よりも異性(女性)のことが気になってしまう場合も多いですね…。

就職・結婚・出産・新築 等、良い運期の時は自然に整いますが、そうでない場合は、中々上手く生きません。

時のエネルギーを知る…重要な事だと思います。

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