新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

太陽と月と地球

2023年02月13日 | 四柱・その他


ミクロの世界からマクロの世界、全てが相似形で出来ています。
例えば、原子の世界は陽子を中心にその周りを電子が回っていますし、
マクロの世界の太陽系も太陽を中心に水金地火木土… と惑星が回っています。
また、人間界である私達の家庭も父と母を中心に子供たちが一緒に暮らしています。
自然界は、同じ構造で相似形なのですね…
この、宇宙(自然界)の法則を知って、その法則に拍子を合わせて生きると良いのですね…。

そして、この様にも考えられる思います。
地球に住む私達は太陽と月の恵みを受けて生活しています。

太陽と月と地球を家族に当てはめて考えると…
太陽は父親。月(太陰)は母親、地球は子供と考える事もできます。
地球という子供から見ますと、太陽と月とは同じ大きさに見えます。
子供から見るとお父さんもお母さんも同じぐらい大切な存在なのですね…。
実際の大きさは…太陽は月の約400倍の大きさだそうですが、地球からの距離は太陽の方が月よりも約400倍遠くにあるそうです。

父親は、昼間は家から離れて社会で仕事をしてお金を稼いできます。
主に、昼に頑張っていますね…(太陽は昼輝いています)。
母親は、家の中(子供の近く)で掃除洗濯、そして子供たちの世話。
そして、子供や夫が帰って来ると、家の中ではお母さんが輝いて世話をします。
(月は夜に輝きますね…)
お父さんが頑張ると物質的に豊かになりますし、
お母さんの存在は、子供達の心(精神)に多くの影響を与えます。
月の光には精神作用があるのだと思います。

月(母)は地球(子供)の周りをぐるぐると回ります。
月の公転周期は約27.2日、また女性の月経も28日ぐらいと聞いています。
そして、月は地球を一回りするときに、月自身も自転を1回行うので、地球から見ると、いつも月の表だけが見えます。この様なことは、母親がいつも正面から子供を見つめている様にも捉えることができます。
なんだか、深い愛を感じてしまいますね…。

上図を見ても分かる様に、月(母)は地球(子供)の周りを回りながら、実は月も地球も太陽(父親)の周りを回っているのですね…これが宇宙(自然界)の法則なんですね…
そして、自然の法則に合った生き方をすると永遠性があるのですね…

もし、月(母親)が中心となり、月(母)の周りを地球(子供)が回り、その周りを太陽(父親)が回り出したら、太陽系はどうなりますか…。太陽系は存続しなくなるでしょうね…

最近は女性が強くなりましたからね…
母親が家の中心となり、子供や父親は母親の周りを回っているという場合もあるかも知れません…
この様な家系は、少しずつ男の運が下がってきてしまう場合もあると思います。
この内容は、占い以前の当たり前の宇宙(自然界)の法則なのですが、いつの間にかわからなくなっているのですね…

(四柱推命的には)
特に、強い比肩・劫財を持つ女命(女性の命式)の場合は、いつの間にか母親が主人の様になっている場合もありますね…身旺・身強と呼ばれる命式ですね。
また、月上に偏官が輝いている女性の場合は、頑張り過ぎて夫の代わりをする様になる場合も出てきます。
女性がしっかりして頑張り過ぎると夫は妻に任せきりになり、主人としての責任を少しづつ放棄してしまう場合も出て来るのですね…。

本来、妻の一番の仕事は夫を主人にする事なんですね…
それでは、主人とは何かというと、妻や子供や家系に責任を持つのが主人なのですが…
妻がやり過ぎると、夫は手を抜いてしまう場合もあるのですね…。
特に、現代は男女同権と言われています…
男女は平等ですが、天には天(夫)の役割があり、地には地(妻)の役割があるのですね…

夫は妻の為に、妻は夫の為に、そして夫婦は子供の為に…
わかっているのですが、いつの間にか自分が中心になっている場合もありますね…
個人を大切にする西洋文化の影響でしょうか…
全体と個人…バランスが重要ですね…。

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コメント
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