新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変化したくなる時。

2023年02月18日 | 四柱・その他
人間は、楽しい時間は長く続いて欲しいと思いますが、現状に不満がある場合は、その環境を変えたいと思います。
例えば、仕事が好きで、社会で頑張りたいと思っている方…
特に、命式中に良い官星が輝いている方は、男女を問わず社会(仕事)で成功したいと思う方が多い様です。
会社勤めで、現在の待遇に満足されている方は良いのですが、そうでない場合…
いわゆる「隣の芝生が青く見える」場合は、チャンスが有れば職場を変えたいと思う方もおられると思います。
しかし、慣れ親しんだ職場を変えるのは少々勇気も必要です。
果たして転職して吉と出るか、凶と出るか…?
人間なら誰しも不安があると思います。
その時に、思い切って現状を変える行動をしたくなる…あるいは、してしまう星(変通星)が「偏官」とも言えます。
行動に移して良いか悪いかは、命式本体や行運全体を看る必要がありますが、思い切って現状を変えたいと思う星が偏官ともいえます。

比肩の時も、比肩には新しい出発という意味があり、過去に別れを告げて新しい出発をされる方が多い様ですが、
仕事という観点では、社会運(仕事運)を表す星が官星(偏官・正官)ですので、官星(偏官)の時の方が次の職場が見つけやすいと思います。
比肩の時は、冬の様な運気ですので、春になるまで少々忍耐が必要になると思います。

また、既婚の女性で夫に不満がある女性の場合…
偏官がやって来ると、夫に対する不満が高まる場合も多い様です。
命式本体の構成にもよりますが、「いい加減にしてよ!」と、夫に対する不満が噴出する場合も出てきます。
そして、偏官の時期が過ぎ去り、2年間の印星の時期が巡って来ると…
「でもな~と、考え直し」、そして印星(偏印・印綬)の時期が過ぎて分離を表す比肩の時期になると、また 別れたい思いが強くなる傾向があります。
大運と流年の両方に、分離運の比肩等が出る場合はなおさらです。
特に旺相する比肩(帝旺・建禄)が出ると独立志向が強くなり、夫からの独立(離婚)を考える方も少なくは有りません。

その他、女命の場合は、夫を表す正官を剋す傷官の年も注意が必要と言われています。
比肩で隙間風が吹き、傷官で離婚訴訟も少なくはないですね…。

また、倒食(偏印が食神を強く剋す)の時期は儘ならなくなる場合もありますね…
前にも進めず後ろにもさがれず… 
何かおかしいな!と思ったら、ご自分の運気を見てもらったらよいかも知れませんね…。

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