新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

馬がパカパカと走る。

2025年01月22日 | 四柱・その他


上図の命式は、日干:癸の月上の偏官を中心とした食神双並びの命式です。
五行を見ると、土の官星と木の食傷に星(●)が固まった命式です。
水の比肩は一つと弱く、火の財星と金の印星に星が不及。

官星には正官と偏官とがありますが、正官が調教されたサラブレットなら、偏官は草原を駆け巡る野生馬の様なものです。
野生馬ですので、走り回るの大好き…
上図は四頭の野生馬が走っている様なものです。
その野生馬をコントロールするには人参があると良いですね…
馬の大好きな人参が変通星では食神ともいえます。
しかし、その食神も天干に双つ並んだり、五行に3つ以上固まると、内面は傷官の様な働きとなります。
傷官は鋭いムチの様なものですので、野生馬のお知りにムチをあてると、いなないたり走り回ります。

「馬は人を見る」と言いますが、上図の場合は 比肩が1つしかないので、4頭の馬は主人にコントロールされずに走り回る傾向があります。
そして、官星には社会・仕事という意味もあるので、この様な命式の場合は、社会(世間)が気になって、じっとしていられずに走り回ってしまう傾向があります。
動き回っていた方が心が落ち着くのでしょうね…
人間は命式の影響を知らず知らずに受けているのがわかります。

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コメント
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