新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

墓庫

2023年09月10日 | 四柱・その他
土用の十二支(辰戌丑未)を「墓庫」と言い、墓庫には大きく二つの意味があります。
・1つ目は、お金を意味する金庫。
・2つ目は、墓(人の死墓や霊的な現象そして、閉鎖的な空間や過去)の様な意味があります。

そして、墓庫となる土用の十二支が、同じく土用の十二支によって冲尅されることを「墓庫が開く」と言います。
土の中には様々なものが内包されていますので… 
ドアをノックすると扉が開くようなものですね…。
例えば、日干:丙の場合、戌が「墓」となり、戌を冲尅する辰が「冠帯」です。
冠帯は蓋みたいなものですので、冲尅によって、墓(入れ物)の蓋が開くようなものです。
墓という「閉鎖的な空間」が開くので以下の様な象意が起る場合もあります。

・金銭の出入り(金庫が開く)。命式によっては、お金が出る場合も入る場合も。
 入るのなら良いのですが…出やすい場合も…。
・葬儀(墓が開く)。気になる方がおられる場合は…
・入院(病室が開く)。  〃
・入牢(牢屋が開く)。
・霊的な現象が生じる場合もありますね…。特に霊的に敏感な命式の場合は…。

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2 コメント

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墓庫 (piroko)
2023-09-10 20:25:32
こんにちは、墓庫については自分自身の命式も
身の回りにもいるのでとても興味深いです。

例のように日柱 丙戌は確かにお金が集まります。
ゆえに人様から金づるとして狙われることもあるようで、
私の親戚は一時期金回りが良かったせいか
取り巻きが多く華やかな暮らしをしていた時も
ありました。
真面目な性格であるにも関わらず華やかな世界と
縁があるため、人間模様はなかなか大変だったようです。
その後精神的な病に侵され、隔離的な入院となったことがありました。
実はご指摘の通り非常に霊的に敏感なせいか
常にどこからか声が聞こえてしまうという状況が続き、
今年の初夏についに命を落としてしまいました。
生前親しくしていましたが、晩年には会う機会が失われ、
とても心配していたところでした。
先日せめてもの弔いに写経を納めて参りました。

先生の占い日記を長い事拝読させていただく中で
今日は特に事例が当てはまり驚きました。

私自身も四柱すべてが土用の十二支で
三柱はカイゴウという並びで異常干支こそ無いものの
人生の不安定さは付きまといます。
今年は自分の周囲の人間が辛い目に遭っていること、
それなのに自分が助けになっていないという
苦しさを味わっています。

金運は特別には無いと思いますがなんとか
大きく困らずには生きてこられました。
感謝して生きて行くのみかと今は思っております。

…ちょっとまとまりませんが
長文コメントさせていただきました。
失礼いたしました。
返信する
Unknown (piroko様へ)
2023-09-11 11:01:20
墓庫についての貴重なコメントありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。
返信する

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