新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

妬合

2024年06月04日 | 四柱・その他


上図をある女性の命式とすると…
彼女の日干は丁です。
日干は自分を意味する訳ですが…
日干:丁から月上・年上に双つある壬を見ますと正官となります。
女性の場合、正官は夫となるのですね…
干合というものです。
丁から壬を見ますと、その変通星は正官となります。
正官は女命の場合は籍に入る夫という意味になります。
(干合)
壬から丁を見ますと正財となります。
正財は男命の場合は籍に入る妻となります。
壬君から丁さんを見て正財(妻)と見え、丁さんから壬君を見て正官(夫)と見えるのですから、籍の入る夫婦の関係となるのですね…
これを干合…夫婦の象といいます。

この干合が二重に出ているのですね…
簡単に言えば、一人の女性に二人(複数)の男性が…という関係となるので、
干合が双つあるので三角関係となりる訳ですね…
これを妬合(とごう)と言うのですね…

この場合、壬の正官が双つですので、二人の夫と見ることもできます。
あるいは、複数の男性から求婚されやすいと解釈することもできます。

正官 沐浴の夫(男)と正官 死の夫(男)ですね…
また、年月の正官は申寅と冲の関係ですので、互いに恋敵の関係でけん制し合っていたと思います。
当然の事ですね…
この女性の命式の場合、年月日の十二支が寅巳申と刑の関係でもあるので…
家庭的には越えねばならない課題を持って生まれてきたのかも知れません…

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