新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

困った時の神頼み

2024年06月18日 | 四柱・その他
こんなことわざがあります。
「困った時の神頼み」…苦しい時の神頼みとも言いますね…

生れたばかりの赤ちゃんは、お腹が空いても、オムツが濡れても「オギャー」と泣きます。
そうすると、お母さんがおっぱいをあげたりオムツを交換してくれます。
そして、赤ちゃんは満足して眠ります。

子供は、親と一緒の時が一番安心するのでしょうね…
それが、宇宙の根本の原則だと思います。

その様な子供も、やがて独り立ちして一家を構えます。
そして、大概のことは何とかできる様になります。

しかし、どうしても自分の力ではどうにもならない時もあると思います。
その時に、親なる神様の力を借りることが必要だと思います。
それが、困った時の神頼み…なのでしょうね…。

四柱推命には「神殺」というものがあります。
当方の流派は「高木乗」先生の流れを汲む安田流 四柱推命と言うものですが…
高木乗 先生は、一番の吉星を天徳星(天徳貴人・天徳合)と言っておられました。

天徳貴人は月支より繰る吉星です。
月支は母の位置です。
母親は無条件に我が子を守ろうとしますので、月支から繰り出すのもうなずけます。
そして、天徳貴人は災厄を取り除く大吉星で、徳を積んだ先祖が子孫を守るとも言われています。
また、天徳星は四柱本体にあるのが一番良いのですが、行運に巡る場合にも守られると言われています。

例えば…
1. 病気になって医者を探したい時や困った時に…天徳方位の病院に行くとか…。
2. 病気になって手術をする時にも天徳の日に行うとか…。
3. 就活の面接試験を天徳に日に行うと導かれるとか…。
4. 天徳の年の天徳の月の天徳の日に、天徳方位の神社に行くとか…

また、四柱中に天徳貴人と天徳合とがダブルで出ている命式を「四方干徳」の命といい、先祖の功徳の多い命式と言われています(大難が小難、九死に一生)。
そして、印綬に付く天徳が一番強く作用するとも言われています。
実際の鑑定でも、印綬に付く天徳の行運の時に、大きく導かれている方が多いですね…。

人間の心が安心し、安定する時…
それは、親なる神と一つになった時かも知れませんね…。

天徳貴人の過去の記事
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