■今回は、四柱における各々の柱がが持っている意味を説明します。
1.年代から見た観点
一生の運勢を詳しく見る場合には、「大運」を出して、四柱本体との関係を看ながら判断しますが、四柱本体の柱毎に、持っている運を大雑把に知ることも可能です。
① 日柱…日柱は主に初年期(10代~20代)の運気を表します。例えば、日柱が「長生」ですと、性格は素直で、長ずれば長者の風があるといわれ、子供の頃から運気の発展性があり、可愛がられたり活躍しやすい運気になります。
② 月柱…月柱は中年期から壮年期(30代~40代)の働き盛りの年代を意味しています。ですから人生全般から見ても重要な位置となります。例えば月柱に正官 建禄 等がありますと、他柱にそれを壊す星が無い限りは、社会や仕事面で活躍できる中年期といえます。
また、月柱は大運の第一巡目ですので、月柱に凶星があると、大運の最初に凶星が来るので、幼児期や幼年期の運が低下し、幼少期に身体が弱かったり、肉親との生死別が生じる場合もあります。
③ 年柱…年柱は壮年から晩年期(50歳~65歳)を意味します。例えば年柱に印綬等のインテリな星が出ると、その頃に勉学意欲が湧いてきて、資格を取ったり、古典的なものに縁を持つ方も居ます。また、年柱に敗財や劫財等があると、その年代に事業の失敗や、金銭面でのトラブルが予想されます。
④ 時柱…時柱は最晩年期(65歳~死ぬまで)を意味し、人生の帰結ともいえる柱です。この時柱が良いということは、晩年の運が良いことを暗示します。しかし、時柱等に凶星があると、短命であったり、不慮の事故(比肩 帝旺・傷官 帝旺等)で亡くなる場合や、お子さんとの縁が薄い場合もあります。
・時柱に正官が旺相はその人の名声が後世にまで残る。
・時柱に偏財や食神があると、安穏な老後が過ごせる(勿論、それを壊す星が無ければですが)。
・時柱に偏官は死ぬまで忙しい。
・時柱に財星の胎は年を取っても子供にスネをかじられる。
次回は、六親論から見た観点を書きます。
新栄堂
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1.年代から見た観点
一生の運勢を詳しく見る場合には、「大運」を出して、四柱本体との関係を看ながら判断しますが、四柱本体の柱毎に、持っている運を大雑把に知ることも可能です。
① 日柱…日柱は主に初年期(10代~20代)の運気を表します。例えば、日柱が「長生」ですと、性格は素直で、長ずれば長者の風があるといわれ、子供の頃から運気の発展性があり、可愛がられたり活躍しやすい運気になります。
② 月柱…月柱は中年期から壮年期(30代~40代)の働き盛りの年代を意味しています。ですから人生全般から見ても重要な位置となります。例えば月柱に正官 建禄 等がありますと、他柱にそれを壊す星が無い限りは、社会や仕事面で活躍できる中年期といえます。
また、月柱は大運の第一巡目ですので、月柱に凶星があると、大運の最初に凶星が来るので、幼児期や幼年期の運が低下し、幼少期に身体が弱かったり、肉親との生死別が生じる場合もあります。
③ 年柱…年柱は壮年から晩年期(50歳~65歳)を意味します。例えば年柱に印綬等のインテリな星が出ると、その頃に勉学意欲が湧いてきて、資格を取ったり、古典的なものに縁を持つ方も居ます。また、年柱に敗財や劫財等があると、その年代に事業の失敗や、金銭面でのトラブルが予想されます。
④ 時柱…時柱は最晩年期(65歳~死ぬまで)を意味し、人生の帰結ともいえる柱です。この時柱が良いということは、晩年の運が良いことを暗示します。しかし、時柱等に凶星があると、短命であったり、不慮の事故(比肩 帝旺・傷官 帝旺等)で亡くなる場合や、お子さんとの縁が薄い場合もあります。
・時柱に正官が旺相はその人の名声が後世にまで残る。
・時柱に偏財や食神があると、安穏な老後が過ごせる(勿論、それを壊す星が無ければですが)。
・時柱に偏官は死ぬまで忙しい。
・時柱に財星の胎は年を取っても子供にスネをかじられる。
次回は、六親論から見た観点を書きます。
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この記事を読んで、ひとつ質問があるのですが、命式を出す時に、日本各地の時差を考慮したほうがよいのでしょうか?
例えば、東京都生まれは+19分04秒 時差があるので、
生まれた時間によっては、時柱の干支が変わってしまいますが、どうなのでしょうか。。。。
私の場合は、きわどい時間に生れた場合は、時差修正前と修正後の両方で出してみます。
最終的には、依頼者自身に性格・職業、そして今迄の運気の状態から判断して決定しています。
また、時差には地域時差と均時差の二つがあります。
「東京都生まれは+19分04秒」 というのは地域時差だと思うのですが、自分は東京で20時42分に帝王切開で生まれているので、戌刻か亥刻になります。
先生の鑑定では性格や職業、過去の運気から判断していただけるんですね。いつか見ていただけたらと思います。
今迄の私の経験では時差修正前の方が当たっている場合が多い様ですね!
こんな事を言ったら、怒られるでしょうが、私は少しホッとしました。
私は長生きはしたくないので。。
命式って正直なんですね。
この記事によると、時柱は最晩年期(65歳~死ぬまで)を意味するそうですが、
昔に比べて、近頃は65歳を過ぎても元気に働いている高齢者が増えているようです。
このように現役で働いている間は、まだ年柱(壮年から晩年期)の影響を受けていると考えてよいでしょうか?
今50代ですが、自分の晩年はこうなるな~と、なんとなく感じているのは、時柱の星を感じ取っているのかもしれませんね。
教えていただきありがとうございました!
しかし時柱が敗財・敗財なので、65歳から死ぬまで何等かの犠牲を負う課題があるということでしょうか?