新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

命式も時柱で良くも悪くも…

2022年12月22日 | 四柱・その他
今年も残りわずかとなりました。
一年が過ぎるのは早いですね…。
特に歳を取ると時が経つのを早く感じます。
自分の魂の成長を見つめてみると少し焦りますね…。

さて、四柱推命では時柱は最晩年気を表す柱と言われています。
当方の流派では、65歳〜死ぬまでを担当するのが時柱とも言われています。

私も、65歳を過ぎた頃から時柱の存在がとても気になる様になりました。
一般的に、自分が65歳を過ぎる頃は子供たちは働き盛りです。
その子が、一家を構えて社会に貢献しながら家庭を営み、可愛い孫を産んでくれる…
そんな老後は素晴らしいと思います。
最近は、命式を看ると時柱が気になる年齢となって来たんですね…。

ところで、当方の流派では月上の天干星(変通星)を中心として、年・時の天干(変通星)の並びを重要視します。
母子手帳を見ると、生まれた時間がしっかりと書いてあるので、生まれた時間を覚えておくと良いと思います。
同じ誕生日「年・月・日」に生まれても、時柱に何が出るかで運命の基盤が随分と違ってきます。
同門のある先輩は、王様と乞食ぐらいの差が出ることもあると言っておられました。

例えば…
時柱を除いた三柱(月上と年上の天干)に旺相する傷官と正官とが並ぶ女性(女命)の場合…
女性から見たら、正官(せいかん)は夫を表しますし、傷官(しょうかん)は夫である正官を剋す(傷つける)星ですので、夫運に注意の暗示が出てきます。
この様な天干の並びの場合…
・時柱に比肩等の分離(さよなら)の星が出て来ると、ますます夫婦縁が弱くなる傾向が出てきます。
・しかし、時柱に傷官の気を抜く財星(偏財・正財)等が出ますと、その財星が傷官と正官の通関神(橋渡し)となって、命式は善化してきます。

そうなんですね…時柱に何が出るか?
時柱如何によって、命式は良くも悪くもなるんですね…。
当方の流派では、月柱・年柱・時柱の割合を其々50%・20%・30%との影響力と言っていますが、
時柱の天干星次第では、その30%がマイナス50%にもプラス50%にも作用する場合もあるんですね…。

ご自分の命式を知って、それを活かした生き方やパートナーを持つこと。
とても重要だと思います。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うさぎ)
2023-02-03 08:54:40
いつもブログ読ませていただいています。
ありがとうございます。

私は、時柱が、偏財、建禄、比肩なので、
65歳以降の運勢は良いのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (うさぎ様へ)
2023-02-03 11:09:58
はい、そうだと思います。
返信する
Unknown (うさぎ)
2023-02-04 08:01:19
ご返信ありがとうございました。
参考になりました。
ありがとうございます。
返信する

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