上図は1967.6.7.am7:00代生れの女性の命式です。
当方の流派では、月上の偏財を中心とする正財と食神との並びの命式と言います(天干の並びです)。
財星も食神も女性的な星(変通星)で優しく家庭的な星とも言えます。
年月の天干に財星が双つ並び、五行(丸い円の中の木火土金水)を見ると火の財星に星(●)が3.5個と太過しています。
また、水の比肩に星(●)が1個、金の印星に星は不及(ありません)。
この様な命式は一般的には「多財身弱」の命式と言われます。
性格は優しく家庭的、現実的で何かとお金には恵まれ余禄の財も生じます。
財星には財産・優しさ・家庭性・情という意味があり、この様な多財星の方は扶養の義務を持たれた方が多い様です。
財星(特に偏財)は情的で、人生を楽しく生きたい…その為にはお金も必要と思う方が多い様です。
情を表す偏財ですから、人との情の交流に価値を置き、情の共有(分かち合い)を大切にします。
この様な言葉もあります…
「喜びは分かち合うことによつて倍増し、悲しみは分かち合うことにより半減する」
…この様な命式の方は、情の世界を大切にされる方が多い様です。
昔から、多財星の女性は長男の嫁に良いと言われています。
舅・姑に仕え、夫や子供の情を受けとめることが出来るのだと思います。
人は、情を受けとめてもらいたいのですね…。
財星を強く剋す星が比肩星…
命式中に強い比肩・比肩太過の方は、自分という思いが強いので、小さなお子さんや老人のペースに合わせるのは苦手かも知れません…。
情の共有よりも、独りで黙々と頑張る開拓の星とも言えます。
その比肩に知性を表す印綬が並ぶ場合は、あまり情を受けとめるのは得意ではないと思います。
情よりも理屈で育てて口うるさくなってしまう場合もあります。
その他、変通星によって様々ですね…。
ご自分の命式を確りと知って、命式の長短を理解されて歩むと良いかも知れません。
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