新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十干について(3)

2013年12月04日 |  四柱推命(十干と十二支)
■十干(自然界で)
(木)・甲(大樹)        ・乙(灌木)
(火)・丙(太陽の光熱)     ・丁(提燈チョウチン・ロウソクの火)
(土)・戊(山・丘陵の土)    ・己(田畑の土)
(金)・庚(剛金)        ・辛(柔金)
(水)・壬(海洋・大河・洪水の水)・癸(水滴・雨露・小流の水)


■十干の象意(十干の中に万物の栄枯盛衰の象を内蔵している)
「甲」はヨロイで、草木の種子がまだ厚皮を被っている状態。
「乙」は軋(キシ)るで、草木の幼芽のまだ伸長し得ず、屈曲の状態。
「丙」は炳(アキ)らかで、草木が伸長して、その形体が著明になった状態。
「丁」は壮と同義で、草木の形態の充実した状態。
「戊」は茂るで、草木が繁茂して盛大になった状態。
「己」は紀で、草木が繁茂して盛大となり、かつその条理の整った状態。
「庚」は更(アラタ)まるで、草木の成熟団結して行きつまった結果、自ずから新しいものに改まってゆこうとする状態。
「辛」は新(シン)で、草木の枯死してまた新しくなろうとすること。
「壬」は草木の種子の内部に妊(ハラ)まれることを指す。
「癸」は揆(ハカ)るで、種子の内部に妊まれた生命体の長さが、度(ハカ)られる程になったという象。ついで帽子をかぶってムクムクと動き出す「甲」となるわけです。



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土気三合

2013年12月01日 | 干合・支合・三局
「立春・立夏・立秋・立冬」の四立の前の十八日間が「土気・土用」。
この四つの割当を十二支の中にみれば「丑・辰・未・戌」の四支である。
四季は各々30日間ずつ(30×3=90)連続しているのに対し、土気の土用は四季の終わりに18日間ずつ分散して存在する。要するに土気は各季節90日のうち、その終わりの18日間を割譲してもらい、それによって年間で合計72日が土気の分である。

土気にも他の四季同様「三合」の法則があるのか…?
この様な考え方もある。

土気の三合は「午・戌・寅」ということになる。
土は「午」に生じ、「戌」に旺んに、「寅」に死す。三支は全て土なり。

この午・戌・寅の土気三支は火気三合の三支と同じで、重なり合うが、その生・旺・墓の順が違っている。

   
   生 旺 墓
火気…寅・午・戌
土気…午・戌・寅

「火から土」への中枢にある「戌」

「火」は「戌」において死に、
「土」は「戌」において旺んになる。

「火」が衰えて死ぬところに、「土」がもっとも旺んになる。

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