旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

◆那覇 2日目

2007年12月26日 | ◇◆子連れ時代の旅

【12月26日】
起床後着替えと朝食を済ませ、7:20にDSにお迎えにきていただきました。

ショップに行く前にゆめ王国へ寄っていただきました。
マンションの2階にゆめ王国の一室があります。

玄関前もクリスマスの飾りつけがされていました。


ぺこは1年半前に利用したのを覚えていたようです。
今回は2回目なので書類等のやりとりもなく、簡単に子供を預けることができました。
(車を降りて再び乗るまで2~3分でした)

今回のダイビング、DSをギリギリまで悩みました。
いつもお世話になっている那覇の大手ショップに決まりかけていたのですが、10月の高知ダイビングで一緒のグループだったベテラン女性のお勧め店、プレフリも捨てがたく・・・
「慶良間に強いよ!でも体育会系だからそれなりに大変だけど・・・普通に潜れれば大丈夫だよ!!」(女性談)
・・・・・・(「普通」って、どれくらい・・・?
それぞれの過去ログを比べると、確かに他のDSが慶良間へ行けないほどの海況のときでも慶良間で潜っていることが分かります。(確かに慶良間に強いかも・・・)

そして実際にコンタクトをとってみました。
まず、図々しくも送迎途中に託児施設に寄ってもらえるか聞いてみました。
大手ショップは「現時点では可能だが、当日の送迎人数にもよるので前日になるまでは確約できない」、プレフリは「可能です」とのお返事でした。
(この段階で、気持ちがプレフリに傾く・・・)

次に気になったのは、ボートの設備です。
大手ショップの船はだいたい感じが分かるので安心ですが、初めてのところは全く勝手が分からず・・・
「ボートにトイレ、温水シャワー、更衣室があります」とのお返事だったので防寒面でも大丈夫そうかなと、思い切ってお世話になってみることにしました!

プレフリはオールドリフトとのことなので、初めて安全フロートを携帯して潜ることにしました。
じつは、安全フロートはいつか行くパラオ(←フロート必携)に備えて、以前器材ショップの閉店セールで購入していたんです。
一応ダイビング旅行には持参していますが、手入れが面倒くさそうなので(使用後、洗うまではいいけど乾かすのが大変そう・・・)、「なくても大丈夫だよね~」(←海を甘く見てるね)と使ったことがありませんでした。

ものぐさな私は「水に濡れなきゃいいじゃん!」と考え、ジップロックをこのために買い、


こんな風に二重に使ってBCのポケットに入れることにしました。


ショップに着く前の車中で、気になることを色々聞いてみました。
プレフリのゲストは、9割が500~1000本潜っている人だそうです。
まだまだそれにはほど遠い私は大丈夫?と内心ビビリましたが、「耳抜きと潜降が問題なければ大丈夫ですよ。コース取りもその人の様子をみて考えるし・・・」と聞いて安心したような、まだ不安なような・・・
それから、海が荒れても「最後まで船を出す」のがプレフリだそうです。

ショップに着きました。


申込書等に記入して間もなく出発です。
今日のゲストは私以外にもう一人。
あと、他のショップ2店が船に乗り合いでやってきています。(それぞれゲストは1~2名)


1時間ほどで慶良間のポイントに着きました。

まずはブリーフィングです。
船尾からジャイアントでエントリーしますが、流れているのでカメラの後渡しは不可、BCからは空気をオーラルで吸い出しておき、メンバーの間隔を空けずに次々とエントリーし(即潜降)、水中では「自分の中の最速で潜降するよう」に言われました。(今までで一番ドキドキするエントリーでした・・・)
(緊張の一瞬・・・)

1本目は運瀬(うんせ)です。今日は大潮だけど、時間がちょうど満潮だから流れは止まっていたようです。

ここはかつて「必ず当たるポイント」だったみたいですが・・・
今日は最初にイソマグロが2匹いたほかは、

ヒメテングハギ


テングハギモドキ


バラフエダイ


アカククリ

がいるくらいでした。(カスミチョウチョウウオやアカモンガラも群れていました) 


2本目はレディドラゴン。「彼女が水着に着替えたら」のロケ地だそうです。
島のビーチがすぐそこに見える穏やかな場所でした。


たいてい2本目はアンカリングしてまったりダイブだそうです。(ほっ

砂地にいろんな生物が・・・

トゲダルマガレイ


クサイロモウミウシ


ミナミホタテウミヘビ(よく見るとカワイイです)


なにこれ!?と思ったらナマコ・・・
「左!」と視力検査のランドルト環を連想・・・


サンゴの根にはオウゴンニジギンポ(目~が怒ってる~♪??)

まったり系も楽しいかも・・・と実感しました。 

そして3本目は名瀬(なじ)へ。
私が「アケボノハゼをみたい」と言った、その何気ない一言でポイントが決まった感じでした(他のみなさんはどこでもいーよという雰囲気で・・・)

そして、このポイントが深いことなどから私のタンクは主に成人男性が使う12リットル(スチール)に変更されました。(1本目がかなりエアの消費が早かったからこの判断か・・・)

ここは普段はそれほど流れていないけど、今日は流れているらしいです。
エントリー後、ガイドさんに「この流れでもいきますか?」とスレートで質問されました。
ここまできたら行くでしょう・・・迷わずgoサインを出し、いざ出発・・・
じつはこの後、アケボノポイントまで流れを横切る形で移動しなくてはいけないんです。
泳ぎ出しはなんともなかったけど、しばらくすると大腿四頭筋がプルプルいってくるのが分かりました。
「もうだめ~~~」とギブアップし、海底までおりて岩をつかんだ途端、ガイドさんも動きを止めました。
どうやらここが“目的地”のようです。(ホッ・・・しかし過去のベスト5に入るくらいの強烈な流れでした)
ガイドさんは人差し指を立てて「静かに、ここで待ってて」と指示しました。
岩の向こうのアケボノハゼは・・・ガイドさん、両手で×印。結局引っ込んでいて見れませんでした。(無念・・・

ここは-35mなのですぐに水深を上げ、ピグミーシーホース(黄)を見ました。


その近くには、ガラスハゼ


キスジカンテンウミウシ


ドクウツボ

もいました。

おーっと、ここでついにDECO表示でもこれは減圧すればいいから気にならないけど、エアが50になってしまいました

ピンクのピグミーを探しているガイドさんに上のほうから必死で残圧計振って合図を送るけど、なかなか気づいてもらえません
「おいで~」と手招きされたけど、今の私にはピンクのピグミーはもうどうでもいい存在でした。
やっとガイドさんも気づいてくれたけど、もうこの後は徐々に水深を上げて流れに身を任せていればいいだけなのでさほど心配する必要もありませんでした。(そういえばブリーフィングでそう説明されたっけ・・・ピンクのピグミー見とけばよかった・・・

帰りのボートではずっーと寝てました・・・ゲストが少ないから、過ごすスペースにも余裕があって嬉しい限りです。
それから、「今日は海は穏やかなのに最近の5本指に入るハズレ」だったとガイドさんに言われました。
ハズレたことを謝られましたが・・・自然相手のことだから、私はそんなことは全く気にならないです~~~。

ショップに到着すると、武蔵くん(おじいちゃん犬)が出迎えてくれました。

すぐに器材洗い・ログ付けをしました。
ログ付けはやらないお客さんが多くて「ほとんどあっさり終わる」そうですが、ビデオを見ながら今日のダイビングを振り返り、分からない魚も教えてもらえました。

PM4:30にはゆめ王国にお迎えに行けました。
その日の保育内容を用紙に書いて渡してもらえます。
それ以外に、子供達にクリスマスプレゼント(お菓子など)もいただいてしまいました。
ぺこは数日前が誕生日だったので、こんなにかわいいプレゼントも。
大喜びの子供達でした

ゆめ王国からホテルへも車で送ってもらう予定でしたが、近いし器材もないことだし歩いてみることにしました。
途中の公園で一遊び・・・

隣の建物は沖縄県青年会館。1年半前にIちゃんと泊まったところです。(ぺこは覚えていました!)

今日の夕飯は、ガイドさんに教えてもらった大安丸で。

R58、松山の交差点の近くでホテルから歩いて10分強のところにあります。
(この周辺にも居酒屋風のお店がたくさんありました)
座敷席もあります。

メニューは海鮮系が中心ですが、
ヒラヤーチ


豆腐よう (お酒の味しかしませんでした・・・)

などの沖縄定番(?)料理を注文。

ちまぐー(豚足)のからあげは初めて食べました。


最後はイカ墨汁定食で・・・

リーズナブルなお値段(クレジットカード可)で、お腹いっぱいになりました。(その上おいしい!)

昨日と同じく、帰りにコンビニで朝食を調達して帰りました。

夜は洗濯しましたが・・・室内に洗濯機があるってホントに便利です。
(洗剤は1回分30円でフロントで販売されています)

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