マルサラからマレッティモ島まで、島の宿・街・食事
お店を出て約10分、15:40にフェリーターミナルに着きました。(たいして酒に強くない私はヘロヘロでした)
シチリア⇔マレッティモ島間は、Liberty Lines Fast Ferries の船で移動します。
この間のチケットは、Direct Ferries(ダイレクトフェリーズ)というサイトでも購入できます。
日本語設定もできて便利ですが、船会社(Liberty Lines)直で買う方が安いです。
Direct Ferries(ダイレクトフェリーズ)はサービス料という名目で1,000円強の上乗せがあります。
マルサラ→マレッティモは ¥4,153(このうち¥1,000くらいは手数料)、
マレッティモ→トラパニは ¥3,979(このうち¥1,000くらいは手数料)でした。
Liberty Lines Fast Ferries のサイトは、日付を入力しても次の画面でずれていること多いので要注意!
・・・私は船会社直で買おうとしたけど最後の最後で何故か決済できず、Direct Ferriesで買いました・・・
あの船かな?
事務所はクローズ。(出港15分前から受付って言われました)
事務所の隣の待合所では赤ちゃん連れのファミリーがいました。
・・・15分前になっても動きがない(チケットには30分前にはチェックインって書いてあるのに)
待合所のファミリーに「マレッティモ(に行くの)?」ときいたら「シー」と言われ、少し安心。
(この人たちがいなかったら私の不安はスーパーMAXだったに違いない・・・)
やがてワラワラと人が船に向かい出しました。(この時点で10分前・・・みんなどこにいたの?)
チケットを印刷していたので、それを見せて乗船します。
船内の様子。けっこう空席ありました。
16:30、マルサラ港発。
途中、17時過ぎにファヴィニャーナ島に停まりました。(ここでほとんど降りていました。)
日本を出てから31時間以上経過した17:45(日本時間 0:45)、シチリアのマレッティモ島に初上陸~
("マレッティモ”ってなかなか覚えられなかったけど今はすぐに出てくるよ~)
白い壁に青い窓の家が並んでいます。素敵~
宿、DSは港から徒歩圏内です。
↓ 港(右の青矢印)、DS(赤矢印)、宿(中央の青矢印)の位置関係はこんな感じ。
質問したいことがあって、出発2週間ほど前からDSと宿にメールを送ってたけど、何故か返信なし
もしかして!と思い、yahooメールじゃなくgmailで送ったらDSからは返信がありました。
(予約したときはyahooメールで何度もやり取りしてたのに、不思議だ・・・)
宿は、agodaを通してメッセージ送ったけど音沙汰なし、agodaに相談してもサポートは中途半端、
WhatsAppで連絡したら3日後に返信がありました。
宿に向かう途中にDSに寄ってみます。
あれ?GoogleマップではここがDSのはずなんだけど・・・ ※この件については後述します。
・・・もう一度港へ引き返しました。(港にDSの船が停まっているのをチェックしていたので・・・)
「ブゥオンジョルノ!ミ・キアーモ・○○」(こんにちは、私の名前は○○です)と話しかけると、ちゃんと私の予約は入っていました!
明日は9:15に来てね、と言われ、持参した器材は今ここに置いていくことにしました。(メッシュバッグは持ち帰るよう言われました)
そんなやり取りをしているところに私に話しかける一人の女性・・・
なんど宿泊先のスタッフ(オーナー?)でした。(こちらも予約が通っていた!)
この人のお父さんが車で迎えに来てくれて、宿へ向かいました。(迎えがあるのは知らなかったけどありがたい)
宿の様子
急な坂を登ったところにマレッティモ島での宿泊先、 Isoladelmiele はありました。
( ↓ 左の建物です)
夜は玄関の上のステンドグラスが光輝いていました
宿泊先は数も多くなく、値段の相場も高めなので探すのに苦労しました。
こちらは他よりも安かったとはいえ4泊5日で451.50ユーロ(≒75,283円)
ちなみに宿泊代金は現地支払いで、クレジットカードも利用できます。
玄関の扉の内側にはお世話になるDSのステッカーも貼ってありました。
こちらのスペースは自由に使っていいそうです。
泊まる部屋です
冷蔵庫もありました!(水は2ℓサイズを1本プレゼント)
コンセントも何か所かあります。(変換プラグが必要です!)
テレビはうまく映らなかったかな。エアコンはよく冷えます。窓明けて網戸ならぬ網カーテンにすればエアコン不要でした。
洗面台とトイレ。
ハンドソープと「シャワーシャンプー」と書かれている小袋が複数置いてありました。
ドライヤーもここにあり。
シャワーはお湯もよく出て水捌けもよかったです。
Wi-Fiも無料です。
水着などは手洗いして室内に干していましたが一晩で乾いていました。
虫を1匹も見なかったのはポイント高いです!
部屋の掃除はリクエスト制って書いてあったけど、お願いしていないのにベッドメイキングされた形跡はありました。
夜は静かです。(時々犬が吠えるくらい)
でも一晩だけ(祝日の前だからか?)、2時過ぎまで大音量の音楽が聞こえてきたことがありました。
(街の中心部の教会近くで歌っていたよ・・・観光地でよく流れる重低音です)
窓からの風景です。
朝5:00はまだ暗く、6:00頃には少し明るくなりました。
6:50の風景です。
Googleの口コミでは酷評してるコメントもあったけど、とてもいいところだと思います。
街の様子
島に滞在中、日中は毎日ダイビングでした。
港(DSの船)までの往復や夜の食事で街の中をテクテク歩いたけど、絵になる風景ばかりでした。
順不同で紹介します
宿のすぐ近くにあった立派なサボテン。(毎朝これを見ながら出発してたよ)
宿の近くには人工芝の敷かれた公園もありました。
街の中は割とシンプル。"迷路過ぎる”ことはないです。
気をつけることと言えば、犬のフンが道に普通にあること。(犬のフンとタバコに寛容な印象でした)
お店も何店かあります。
こちらのDolce & Salato . Alimentari というお店は、
"MARETTIMO”と書かれた商品もありました。
Liberty Linesの事務所(?)もありました。
ユーロの旗、イタリア国旗、シチリアの旗。
壁に絵が貼ってあるお家もありました。
表札?も素敵なお家がたくさんありました。(一部画像を加工しています)
このお家は自転車のオブジェ(?)が素敵でした。
中心部にある教会、Maria SS. delle Grazie Church。
教会の鐘が「00分」はその時刻の数字分、「30分」は1回鳴っていました。(夜間は除く)
たまに競輪の最後の1周の合図みたいに連打されることもありました。
人がたたいているのかと思いきや、機械化(自動化)されていました。
ここは港。
この先で、フェリーやDSの船が発着します。
地元の子どもたちかな。船着場は格好の遊び場になっています。
港の透明度も高くて魚の姿も見られました~
夕空はきれいなグラデーションでした。
18歳の誕生パーティーかな?道路でやるなんてスケールが違うね。
食事
マレッティモ島で利用したお店です。
飲食スペースは屋外。
塀(?)をテーブル代わりにしてそこで飲み食いしている人も多かったです。( ↑ の写真、奥の人たち)
メニューはこちら。
Googleレンズで調べたよ。
飲み物はノンアルコールで、「ローカルストロベリーのなんとか」というものを注文。
前菜?お通し?も出てきました。
時間がたってから運ばれてきたカジキの燻製カルパッチョ。(この時点で満腹気味)
しかもコペルトのパンまで
カルパッチョはゆっくり食べたけど、半分も食べないうちに限界が・・・
2時間近く頑張るも、店員さん来て「フィニッシュ?」と聞かれたので、4分の1ほど残ってたけど終わりにしました。
(コペルトのパンは持ち帰りできたので、翌日以降の朝食べました。)
この日のお会計、トータルで23ユーロ(≒3,835円)。会計は店内のレジでしました。
別の日に同じお店で「ブリオッシュ(パン)で挟んだジェラート」を食べました
前に頼んでいたお姉さん方を見習って、アイス2個を選択。
お勧めを聞いたら「コーヒーとピスタチオ」と言われ、それにしました。
一つ4ユーロ(≒667円)。
海を見ながら食べたよ。
アイスが垂れて手はベトベトになりながら、味わいました
Marettimo - I FRESCHI- stretti food 37.2.2
アランチーニ(シチリア版ライスコロッケ)がある~
店頭にあるのは指さして頼んだけど、そのほかのメニューはQRコードから閲覧するようになっていました。
飲み物リストの一部・・・「Chinottoってなんだろう?」
Wikipediaによると
・キノット(伊:chinotto)は、柑橘類の一種
・産地は主にイタリアで実は小さく苦い
・キノットジュースはイタリアでは有名
とのことで、こちらを注文したら缶に入って出てきました。
味は苦めでした。
アランチーニは揚げてから出すのか、けっこう時間がかかりました。
(ここでもコペルトのパン・・・炭水化物多め)
串に刺してあるのはカジキマグロとピスタチオのロール、
とんがった形のは太刀魚のアランチーニ、
丸いのは野菜のアランチーニでした。
メニューを翻訳したら気になるのを発見・・・
「くそ」??
スィートポテトか何かを表現してるのかな~。興味あったけどお腹いっぱいで食べられず
ここでの会計は25ユーロ(≒4,169円)、支払いにはクレジットカードも使えました。
(多分、串に刺してあったのは15ユーロ、アランチーニは各3ユーロ)
教会の隣のお店です。
メニューはこちらですが・・・
カンノーロ(←単数形、複数形だとカンノーリ)が食べてみたくてこちらに来ました。
メニューの拡大と、
翻訳。
で、「グラニータ」:写真左と、「カンノーロ(中型)」:写真右 を注文。
グラニータにはスプーンが縦にぶっさしてありました。( ↑ 運ばれてきたままの写真)
カンノーロについて事前に調べたところ「注文後にクリームを入れるお店は生地がサクッとしておいしい」との情報で、
こちらのお店はいつクリームを入れるのか翻訳アプリで聞いたけど、
「ノー、リコッタ」しか言われませんでした。
結局降参してそれ以上の質問は諦めました。
ある晩、このお店のすぐ近くで20:00過ぎから大音量の音楽が流れ始めました。(祝日前夜だからか?)
街全体に重低音の音楽が響き渡っていたと思います。(私が泊まっているところでもよく聞こえた)
それから食事してて気になったのはタバコ。自分の近くに喫煙者がいるかどうかは運次第でした
屋外テーブルでの食事ですが、ハエを一度見たくらいでそれ以外の虫は気にならなかったです。