ダイビング
マレッティモ島には3軒のDSがあります。
(Google Maps で調べた範囲です。)
3軒全てにメールを送ったらどこも丁寧で大歓迎な感じのお返事でした。
(返信が遅めかも知れませんがそこはじっと我慢)
「7日間、宿泊込み」とか「トランスファー込み」のプランも提示してもらえます。
「3日で250ユーロ(≒41,690円)(6ダイブランチ付、器材別)」というプランはどのDSにもありました。
どこも親切な返信で迷ったけど、一番返信が早かった Blue Tek Diving にお世話になることにしました。
DSのオフィスはこちらです。あまり目立たず、一見分かりにくいかも・・・
向かい側の"タバッキ”が目印になるかな。( ↓ の写真は再掲)
オフィスには書類の記入と支払いの時に立ち寄りました。
支払いは100ユーロ(≒16,674円)を保証金として事前に払います。
最終日に残りを支払うときはクレジットカードも使えます。
ログ付けできる雰囲気ではなかったかな・・・オフィスでスタンプを押せる他、シールももらえました。
ダイビングは港へ直行直帰というスタイルでした。
【ダイビング1日目】
3日間で6本潜りました。
船の様子です。
水はフリーです。コップにテープを貼ってマジックで名前を書いておきます。
器材は、今回私は乾きにくくてかさばるウェットスーツとBCだけをレンタルにしました。
タンクはスチール15ℓ。空気はコンプレッサーからタンクに充填されるので、タンク交換は不要です。
レギュレーターの付け方が分かりにくく、そこは毎回スタッフの方に確認をお願いしました。
毎朝9:15に来るよう言われますが、実際出発するのは9:45頃でした。
毎日、同じくらいの時間に他のDSの船も出発していました。
トイレも完備。
上には日陰の部分もあります。
ダイビングをしない人も乗船していました。
ブリーフィングはイタリア語ですが、スマホの電波が届かないところだと翻訳アプリが使えません
私は英語を話すスタッフが毎回個別に担当してくださり、
分かりやすいことばで時には図鑑を見せながら、とても丁寧に対応していただけました。
初めての地中海、潜りまーす!(船の横からジャイアントでエントリー)
このような"草”の風景が多かったです。
毎回アンカリングします。
潜降&浮上の時鎖を持ちながらできるか否かはポイントによりけりでした。
(船から離れたところまで水面移動するポイントもあった)
ガイド1人に対して4人のゲストでした。
他のゲスト同士でバディ、と言われたこともあったけど、基本的にガイドについていく日本と同じようなシステムでした。
どのポイントも透明度はよかったです。20mは見えてたかも。
水温は、私のダイコンでの記録は6本潜ったすべてが20℃を切っていて、最低のところは16.8℃でした
一律に冷たかった訳ではなく、同じポイントでも冷たくてキーンとするところとぬるいところ(26℃台)と差が激しかったです。
欧米の人でTシャツとか水着だけで潜っている方をたまに見かけますが、
今回そのような人はいなくて、ワンピースでフード率高め、ドライの人もいました。
レンタルしたウェットスーツは5mm(ペラペラではなくしっかりしている)、フード一体型で
個人的にはこれなら全く問題ありませんでした。
水深は深いポイントが多く、6本中4本でDECO表示が出ました
もちろん出ないように気をつけていたんだけど・・・(他のゲストもダイコンをめっちゃ気にしてた)
最後の安全停止中にガイドさんに「あとどのくらいの時間で浮上できそう?」と身振り手振りで聞かれても
"3分カウントダウン”がまだ始まらないタイミングだったりで、それをきちんと伝えられず・・・
ダイコン見せても分かってもらえたかどうか不明だったけど、
毎回きちんと減圧停止→安全停止が終わるまで待っててもらえました。
それから日本との違いを実感したのは、時間の流れ方。とにかくゆっくりです。
潜るときだいたい3つのグループに分かれていたのですが、
「あなたは2ndグループね」と言われると日本の感覚だと「あっ、2番目ならすぐ準備しなきゃ」というところですが、
急いで準備していると「まだだよ~」と言われます
1stグループが船に戻ってくるタイミングで2ndグループが泳ぎ出す、というイメージでした。
水面休息の時間はたーーーっぷりありました。
1本目の後にランチです。だいたい13:00過ぎてからです。
最初にパンとチーズ、サラミ、トマトのオリーブオイル漬け?等が出てくるのは毎回同じ。
皆さん、パンに具をのせたり挟んだりして食べていたので、私もマネしていました
パンが出てから20~30分後に、パスタが登場。このパスタは毎日変わっていました。
↑ この日はミートソース。船内で調理してて、熱々です。
食後にはメロン。
最後、コーヒー(エスプレッソ?)で締めくくります。希望すれば砂糖も入れてもらえます。
2本目はだいたい15:00開始です。
地味な魚が多い中での、カラフルなベラ(?)たち。
そしてバラクーダの群れ。
この魚もよく見かけました。調べたらその名も「地中海ブダイ」というらしい。
その他にも群れは時々見かけました。
黒いスズメダイ?もよく見かけました。
青くて小さいスズメダイ?。
2本潜って港に戻ってくるのは17:00~18:00頃です。
【ダイビング2日目】
昨日と一部メンバーは入れ替わってたけど、基本的にみなさん長めのバカンスを過ごしているようです。
2回目に会った時の挨拶は「チャオ~!」です
今日の1本目のポイントは、エントリー後潜降するところまで水面移動しました。
メンバーがそろうまで水面で待ちます。
エキジット直前、先にダイビングを終えた人が泳いでいました。
今日の水面休息の場所は、エクスカーションと思しき船がたくさん停まっているところでした。
ランチタイム~
2本目は港の近くのポイントでした。
遠くに見えるのはファヴィニャーナ島とレヴァンツォ島かな?
ブリーフィングで「アンティークの壺がある」と言われたけど、これですね。
小規模なケーブをスイムスルーするのも面白かったです。
この方は北イタリアから来ているPさん。
ダイビングの写真を見せてくれて「アンダマン・ニコバルで潜ったきた」と言ってました。
Pさんとはその後WhatsAppで写真のやり取りをさせていただきました
【ダイビング3日目】
潜るのは今日が最後。
真ん中はPさん。「写真撮ってよ~!」と言われ、パチリ。
今日の1本目はなんと・・・
Cattedrale(カテドラル)です(DSのホームページでの説明はこちら)
ここに潜りたくて、この島を選んだんです
途中にある、何かの像?と思われるもの。
ここに潜れてホントによかった!
このポイントの記載を見つけてから、この旅の最優先事項にしたくらいなので・・・
ちなみにここに潜りたいという希望は伝えていました
ここで潜れると知って大喜びしてたら、若い男性スタッフさんから
「今日は寿司(でお祝い)だね」って言われました
水面休息です。
本日のランチ。
海をバックにパスタを撮ってたら、他のゲストが「お皿を持つよ~」と言ってくれました(感謝)。
いよいよこの旅でのラストダイブ。
ウミウシはあまり見かけませんでした。
ハナダイ系??ライトを当てると赤っぽい色でした。
ガンガン泳ぐ感じではなかったのはワタシ的にはありがたかったです
とうとう終わっちゃったー
ゲストは15人くらい、年齢層は高めでした。
日本人(というかアジア人)は私一人だったけど、皆さん普通に接してくださったのは嬉しいです
ミラノ在住の女性(おそらく同年代)からは「仕事で日本へ何度も行ったのよ、東京とか大阪とか」と話しかけられました。
なんと、小児の心臓を専門にしている医師で、日本の医師と共同で難しい治療にあたっているとのことでした。
(今回バケーションで来ているそう)
2本目終了後、持参したビールを「飲むかい?あげるよ~」と言ってくれた方もいたし(少しだけいただきました)、
みなさんマイペースに「今」を楽しんでいる感じでした。
はるばるここまできてホントによかったです。
トレッキング
マレッティモ島を発つ日は、早朝にトレッキングをすると決めていました。
島のトレッキングルート(Percorsi trekking)について、こちらに詳しく紹介されています。
時間も限られているので一番短くて簡単なコースにしました。
スタートしたのは6:30。
街の中にも看板があります。
念のため地図を印刷して持参しました。
Case Romaneを目指します。
朝日が見えた~
上り坂が続きます。傾斜はキツかったりゆるかったりです。
6:50、橋を通過。
まつぼっくりがたくさんありました。
けっこう上まで来ました。
7:10、目的地のCase Romaneに到着。
戻ろうとしたら、「13分で行けるSOSTA」というところがあって、ここに寄ってみることにしました。
(この時点で7:25)
7:35、なんか見えてきた~
GoogleマップではSentiero da Case Romane al Telegrafo-Semaforoというところみたい。
ここでお弁当食べるのも良さそう
バーベキューもできる?イタリアだからピザを焼く?
7:45、元のルートに戻りました。
下りは歩くのも速いね。
この辺りで8:00になり、教会の鐘の音がここまで聞こえてきました。
犬に追い越されました
人とすれ違ったのは、
・一人の青年
・年配のカップル
・一人の女性
くらいでした。
マレッティモの街。
教会付近を拡大。
泊まっていた宿も見えたよ~。
スタート地点に戻ったのは8:15でした。
トレッキングは昼だと暑すぎるかもね。早朝で正解でした
一番簡単なコースだったけど、トレッキング気分はじゅうぶん味わえました~