三省堂が何年ぶりかに国語辞典を改定するというニュース。ニュースショーなどでも取り上げられて、私の耳にまで入ってきました。
言葉は時代とともに移りゆくもので、辞書から取り去ってしまう言葉あり、新たに加える言葉ありのようです。ニュースショーでは、古い時代を懐かしみながら取ってしまう言葉を取り上げることが多いようでしたが、土曜日お昼の「アッコにお任せ」では新しく取り上げられる言葉を解説していました。「ポチる」という言葉でした。
若いタレントが、アッコさんに、知ってますか?どういう意味でしょう?と聞き、年寄の仲間に入るのでしょうか、アッコさんがえ?わかんない、と苦戦していました。
今これを書くにあたり、ネットで調べてみました。そのままをお借りします。
『ボタンタイプのスイッチを押した音をあらわす擬音語「ポチッ」を動詞化した表現です。
1977年頃から放送のアニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」の悪役ボヤッキーが、ボタンやスイッチを押す際に「ポチッとな」と発言したことが元ネタといわれています。
元々はスイッチを押すという意味の動詞でありましたが、インターネット上においては、通販サイトで購入商品を確定して購入ボタンを押し買うという行為を、それに例えて“ポチる”と表現するようになった経緯があります』
苦戦するアッコさんに対して「ほら、よく使うもの、使う時の動作を現す音、指で、などヒントが出されますがなかなか行きつきませんでした。日頃姉御で威張っているアッコさんが苦労する姿は身につまされました。
さて私はその時。ヒントがかなり出されて、「指先で押すでしょ。その音、擬音、そこから連想できないかなあ」と言われた時、頭には見事に連想がひらめきましたよ。
ポチ⇒犬の名前⇒忠犬のひたすらご主人に仕える様⇒上役などにおもねる態度。
古いよなあ!!化石人間と言われても仕方ないか。