近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

「人を見たら泥棒と思え」、病院で靴泥棒かも・・・

2005-05-18 16:27:03 | 近事変々
「人を簡単に信じてはいけない。先ず疑ってかかれ。」という意味だが、定期健診に通う病院で、
またしても嫌な思いに晒されてしまった。

健診を終えて帰ろうと玄関に出たら、なんと、自分の靴の影も形もないではないか。
しばし、辺りをキョロキョロしてみたものの、結果は同じであった。
入るときはきちんと揃えて置いたのだから、誰かが履いて行かない限り、同じ場所にあるはずで
ある。しかし、自分の靴を置いた場所のそばには、男物の革靴が一足しかなかった。

履物がなくては帰れないので、その革靴のサイズを確認してみたら、なんと、自分と同じではないか。
同じサイズなら履けるはずと思って足を入れてみたが、革靴の先が細くなっているのでちょっときつかった。 
結局、仕方なしにその革靴を履いて帰ってきたが、両足の甲の部分に跡が付くほどで、家へ着くなり廃棄
処分にしてしまった。

自分の履いて行った靴は、ややくたびれた物とはいえ、紐で結ぶタイプのウォーキング・シューズで、紐の
ないスリップオンタイプの革靴とは似ても似つかない代物である。
真っ昼間なのだから、間違えようと思ったって間違えようがないし、サイズが違えば違和感ですぐにわかる
はずなのである。

家内がいうには、これはと思う靴があると、他人の物と承知で履き替えていく輩があるらしい。
病院で靴泥棒かもしれない出来事に会うとは思いもよらなかったし、思い出すだけでも虫唾が走る。