近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

ひっそりと一株だけ咲いた紫苑(しおん)

2007-09-29 10:44:50 | 花好きずき
 きのうの暑さはどこへやら、朝から雨が降っており、半袖ではちょっと肌寒さを感じるような陽気となった。
きょうは、日比谷公園一体で「江戸天下祭」が行われており、夕方には神輿と山車のパレードもあるので、なんとか雨が上がって欲しいものである。
 つい先日、ふと見ると裏庭の花壇の片隅に、紫苑(しおん)が一株だけひっそりと咲いていた。
茎が太く草丈も2mほどにもなるので、花が付くまではなんか雑草のように思えてしまう花である。








【紫苑(しおん)】

・菊(きく)科。
・学名 Aster tataricus
     Aster : シオン属
     tataricus : 中央アジアの
            ダッタン(韃靼)産の
 Aster(アスター)は、ギリシャ語の「aster(星)」から。
 花のつき方のようすに由来。
・原産地中国。栽培の歴史は古い。
 平安時代の「今昔物語」にも出てくる。
・秋に、うすピンク色の花をたくさん咲かせる。
・色で「紫苑色(しおんいろ)」 というのがある。
・根をせきどめの薬にする。
・花言葉「君を忘れず」
・別名 「鬼の醜草」(おにのしこくさ)

(出典:「季節の花300」)