近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

お世辞にも綺麗とはいえない杜鵑草(ほととぎす)

2007-11-08 09:37:17 | 花好きずき
 斑点だらけのなんとも変わった花で、大きく開くとヒトデのようにも見えなくもないが、お世辞にも綺麗だとはいえそうにない花である。
花が開く前の蕾も独特な形をしており、よくよく見ると、まるで打ち上げロケットのようである。
うちの杜鵑草は茎が長過ぎて真っ直ぐ立っていられず、横になって咲いている。










【杜鵑草(ほととぎす)】

・百合(ゆり)科。
・学名 Tricyrtis hirta
  Tricyrtis : ホトトギス属
  hirta : 短い剛毛のある
  Tricyrtis(トリキルティス)は、ギリシャ語の
  「treis(三)+ kyrtos(曲)」が語源。
 三枚の「外花被」というところの基部が
 曲がっていることから。
・開花時期は、8/25頃~11/15頃。
・秋に日陰に多く生える。
・若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの
 胸にある模様と似ていることからこの名に。
 葉にある斑点は花が咲く頃には消えるらしい。

(出典:「季節の花300」)