グライシンガー背番29「日本一に全力尽くす」…巨人入団正式発表 ―スポーツ報知
巨人は11日、前ヤクルトのセス・グライシンガー投手(32)と契約を結んだことを発表した。総額5億円の2年契約で、背番号は29に決まった。
最多勝右腕・グライシンガーが、G投に加わる。東京・大手町の球団事務所で会見した清武代表は「今季の補強の柱です。その活躍の場として巨人軍を選んでくれたことに敬意と感謝を表したい」と話した。
190センチの長身から投げ下ろす直球と、精密な制球力を武器に、今季ヤクルトで16勝をマーク。最多勝に輝いたが、ヤクルトとの残留交渉がまとまらず、11月30日に自由契約選手として公示されていた。
助っ人右腕の在京志向が、獲得の決め手となった。米大リーグやソフトバンクに加え、阪神も、巨人の条件を上回る2年総額7億円を用意して獲得に名乗りを上げていた。
清武代表は「本人サイドから、早いうちに東京でやりたいと言われていた。マネーゲームにはならなかった」と説明。抑えから復帰する上原と共に、右の先発の大きな柱になりそうだ。
「おとりんの一言」
福留外野手はメジャーに行くことになったが、セ・リーグで今季16勝を上げたグライシンガー投手の入団が決まった。
これは、先発右投手不足の巨人にとって最大といってもいい補強になることだろう。
本人の強い希望もあり、「マネーゲームにはならなかった」ということも大きい。
報酬ではなく働き甲斐を求めるということなので、実績と併せて申し分のない条件である。
【セ・リーグを沸かせた選手は内海だ! 「JCB・MEP賞」】
「最優秀MEP賞」に内海投手 ― 巨人軍公式サイト
セ・リーグを沸かせた選手たちに贈られる「JCB・MEP賞」の表彰式が11日、東京都内のホテルで行われ、内海哲也投手が最高賞の「最優秀MEP賞」を受賞しました。
JCB・MEP賞はセ・リーグ独自の制度で、公式記録員が試合ごとに「最も沸かせた選手」を選び、シーズン通算の選出回数によって表彰します。リーグ最多の選手1人に最優秀MEP賞を、球団最多の5人には優秀MEP賞を贈ります。内海投手は選出回数で中日のT・ウッズ選手と並びましたが、印象度で上回り、最優秀賞を勝ち取りました。