岩隈、粘りの８回１失点で４連勝。

岩隈　不調も風を味方に４連勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天２－１オリックス】

　調子が悪くてもチームに白星を呼び込む。だからこそ、エースと呼ばれる。楽天・岩隈が自身４連勝を飾った。

　８回４安打１失点。結果は決して悪くないが、岩隈は「上体が突っ込んでバランスが悪かったし、もっと打たれていてもおかしくなかった」と振り返った。

　本来の球威と切れを欠く中、岩隈が味方にしたのは「集中するのが難しいから嫌いです」と話す風だった。この日のＫスタ宮城は右翼から左翼方向へ最大９メートルの風が吹いた。風向きを考えると有効になるのはシュート。「意図的に変化させた」と右打者への内角と左打者の外角球にシュートをかけ、普段よりも変化が大きくなることを利用した。

岩隈「粘り強く投げられた」８回１失点で４連勝…楽天 ― スポーツ報知

オビスポ、３回５失点ＫＯ、投滅９失点。打線も二度の満塁機逸し連敗。

オビスポ　ワースト３回５失点！即２軍落ち…２位・猛虎とゲーム差１― スポーツ報知

◆阪神９─４巨人（１日・甲子園）　

　巨人先発のオビスポが沈没した。ブラゼルに９号２ランを浴びるなど、３回６安打５失点でＫＯ。ルーキーの長野は４、６回の適時二塁打を含めて２戦連続猛打賞と気を吐いたが、２番手の星野がマートンに５号２ランを許したほか、救援陣が阪神の勢いを止められない。これで５カードぶりの負け越し。今季の対戦成績が３勝５敗となった２位・猛虎とのゲーム差は「１」まで縮まった。

　ショックを隠し切れなかった。ベンチに下がったオビスポは、視線を下に落としたまま、大きな体を丸めていた。３回６安打５失点と、先発として自己最短ＫＯ。原監督は険しい表情で「先発の役割は全くできませんでしたね」と背信の右腕を一刀両断し、２軍降格を決定した。

長野、完全復活！好調の証だ連続適時二塁打 ― スポーツ報知