じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

薄着の寒がり

2006年12月02日 | 日々のこと
晴れ上がったがぐっと冷え込んだ朝。はやくも師走である。
寒さに弱い私は既に寒い寒いと言って大分前から暖房を入れているが、かみさんは寒さにめっぽう強い。暖房を入れると暑がって半袖一枚になりついには切らせてもらいます、とさっさと止めてしまう。始終体を動かしているのに比べ私は動いていないことにも原因があるのだが・・・。
「そんなに寒いのなら、厚手の下着とか股引をはけばいいのに」とかみさん、暗に暖房費がもったいないも含まれている。

ところがそれが出来ない。長袖の下着や厚着をするとたちまち肩こりになるのである。
だからいつも夏と同じ半袖の薄いアンダーと長袖シャツの二枚きり、下もトランクスにズボンだけである。体がそういう服装に慣らされていて、変更が利かない。タートルネックなど着ようものならテキメンに肩こりで頭痛がするほどなのである。
勿論今の時期はそれに薄手の極く軽いダウンのジャケットを着ているが、ニットのベストやセーターも受け付けないのである。

40代の始め頃までは衣替えの時期から冬の間は長袖の下着に股引(モモヒキとはいかにもオジン臭いのでパッチとよんでいたかな)をはいていた。
ところが会社の更衣室などで、20歳代の若者が真冬でも薄着でいたのが羨ましくてかっこよかったことから、無理してそういうスタイルにしたことから始まった。それ以来薄着が体に定着し馴染んでしまって、今では元に戻せなくなってしまったというわけ。伊達の薄着が年寄りに冷や水となってしまった。

町の温泉湯の更衣室で同じような光景に出会う。お年寄りは概して厚着が多いが、比較的若くても重装備の者もいる。生活スタイルはなかなか変えられないものだなあ。
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コメント (2)
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