じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

アメリカフウの実

2006年12月06日 | 日々のこと
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散り残ったアメリカフウの葉が逆光に輝いて美しい。
数年前に初孫が出来た記念植樹をと植木屋さんに尋ねたら、狭い庭に銀杏やアメリカフウはいけませんよ、育ちはじめたら止められない、といわれて止めたことがある。
街路樹や公園でみかけるアメリカフウは、なるほどどれも数年で大木になっている。

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棘々の実をいっぱい付けた木とそうでないのがあって、ギンナンの実る銀杏がそうであるように、雌雄があるのかもしれない。

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美しい国???

2006年12月06日 | 日々のこと
Suisen
じいじの言いたい放題を書いて気晴らしにしよう。
安部さんがやたら口にしている「美しい国」聞くたびに空々しくてむなしさが募る。
景気は史上最長の好景気なのに、庶民にその実感はない不思議、銀行や大企業は史上最高の利益だというのに、企業には減税し、国民には増税される不思議。

格差社会は流行語で片付けられるものではありません。
ジニ係数なるものを引き合いにまだまだ世界で言えば日本の格差は小さいもの、派遣法やパート制で労働形態の選択が自由になったのは良いこと、またアジアとの競争のため低賃金も止むを得ないなどという識者が横行している。
契約社員や派遣、パート、アルバイトの労働条件は改善されるどころか、劣悪で将来の展望が全くも持てないという人々が増えている。いわゆるワーキングプアも増加の一途、健保や保険を払いたくても払えない層が激増しているという。挙句生活保護世帯が増え税負担増となる不合理・・・

教育行政の失敗、いじめ問題、再生委員会が出したその対策が何だか心許ない限りです。
教育現場の荒廃は小手先で直るものではない。親の世代から直さないと、と思われる。
教育基本法は、やらせまでして国民の同意を得たとばかりに、充分な認知がされていないまますんなりと採決されたが、誰が内容を理解しているでしょう。私にもよく分からない。
愛国心が何タラということだけは話題になったが、どうなったのかは知らない。

イラク攻撃は当のアメリカでさえも間違いであったと反省の空気が蔓延しているのに、いまだ正当だったと言い切る日本、まだ空自は派遣されたままなのです。内戦状態でにっちもさっちも収集がつかなくなってしまった元凶はどこにあったのでしょう。
防衛庁の省への昇格は民主党も賛成してすんなり・・・これで海外派兵も当たり前になる。
日本も核保有を検討しなければと正面きって公言する与党の要人もいた。

夕張の財政破綻は氷山の一角、税の無駄遣いと補助金行政の結果です。
国も自治体も汚職・談合、税金の無駄遣いは後を絶たない。国の借金はビッグバンのように膨れ続けているのに対策は先へ先へと後回し、国も夕張と同じ道をたどることに・・

自民党への復党問題、政権維持のためには何でもあり、これこそ再チャレンジなどとうそぶく始末・・国民不在としか言いようか無い。

世相は末期的様相ですらあります。
美しい国とは一体何を目指しているのか、期待よりも空恐ろしいばかりです。
まだまだ言い足りないが、うーっ、きりがない。


コメント (4)
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