じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

家の匂い

2010年12月12日 | 日々のこと

昔、消臭に関係する研究をしていたことがあります。

どんなに清掃の行き届いたホテルの部屋でも、一歩入った瞬間には微かな匂いを感じます。

それがタバコの臭いだったりすると僅かでも苦痛に感じますが、やがて慣れてきます。

耐えられない様な臭いでも、その中で仕事している人は感じなくなるのです。

 

同じように、どこの家にも玄関を入るとごく微かにその家の匂いがありますね。

若い夫婦の家はどこかかぐわしい匂いであったり子供のにおいであったり、喫煙の臭いだったり・・・年寄り夫婦の家にも個々それぞれの家の匂いがあります。

決して嫌うべきものではなく、それは長年に染み付いたその家固有の匂いなのでしょう。

 

ところが誰も自分の家の玄関のそれは自分には全く分からないものです。

つまり、匂い、香りというものは光や音と違い、慣れてしまうと全く感じなくなるのです。

玄関に炭の消臭剤を置いているのですが、当然自分にはその効果も分からない。

普段は余り気にしない嗅覚ですが歳とともに衰えてきたのかなと最近感じています。

嗅覚が落ちると料理の味わいも無くなるそうです、まだそこまでは至っていないですが。

 

 

さて今日はまた新聞にあった「鶏肉ときのこのワイン煮込み」です。

そして、下は明日の材料仕入れ、テレビに影響されて「お好み焼き」を作ってみよう。

てっぱんは無いですが、お一人様用はフライパンで出来るでしょう。

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ワインの香りはまだまだ味わえています。

コメント (4)
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