じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

移築された「日暮別邸」

2019年02月05日 | 日々のこと

今日も暖かでした。

ふと思いついて、最近(昨年秋?)完成した、「日暮別邸記念館」へ行きました。

パンフレットによると、「日暮別邸(ひぐらしべってい)」は、四阪島製錬所が操業を開始

した明治38年(1905)の翌年に 住友家15代当主住友友純(トモイト)の命により島

の高台、製錬所が見通せる場所に建設された。

 

煙害を避けて離島に建設された製錬所は、その後さらに苦難の煙害克服の歴史が続く。 

四阪島製錬所は昭和50年頃に操業を終えて、一時は6000人以上もいた従業員と家族は

島を去り、木造社宅群もキレイに撤去され、また緑豊かな無人島へと戻っているようです。

(一部の工場だけは船通勤で操業されているらしい)

 

築後110年、老朽化したこの建物は最後まで残されていたが、住友各社の出資によって

耐震補強されてこの地に移築された。

住友工場群を眼下に見下ろし、遠く四阪島まで見通せる絶好の場所ですね。

 

日暮別邸と言えば、四阪島で小中学校時代を過ごした妻の話でもよく耳にしました。

長屋暮らしだった子供心には、まるで安土桃山城のように見えたかも知れないね。

 

展示室にはテレビモニターで、当時の島の生活の色々な場面が流れていて、

妻が見たら、きっと友達なども見つけて懐かしがったでしょうか・・・・・

 

かつて通った工場群ですが、すっかり様変わりしていると聞きます。 

 

一段上の展望台から見た市街地方角

コメント (6)
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