じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

てっぱん

2010年11月10日 | 日々のこと

恥ずかしながら、いま朝ドラの「てっぱん」に嵌っています。

どたばたシーンもありますが、毎回感動して目頭が熱くなる始末。

ヒロインのあかり(尾道出身のおのみちゃん) がいいですね。

養子として育ったが持ち前の明るさで前向きに生きていくあかりと、若かりしころの「誰か」をどこか重ねて見ているところがある。

瀧本美織さん、まるで新人(でもないか)とは思えない体当たり迫真の演技に思わず応援

・・・朝ドラのヒロインに対しては毎回ですけどね。

 

それとおばあちゃん役の富司純子、微妙な心情を顔の表情で見せる。さすがです。

「がんぼ」と「べっちゃ」の掛け合い、心模様が毎回見ものです。

その他の登場人物も面白い取り合わせで飽きが来ない。

なんだか私は伝さんになったつもりで、入り浸っていますよ。

最初のテーマ曲の踊りも見るうちにだんだんと味が出てきました。

鉄板焼きの味ですな。

 

高知の次は尾道旅行にしようかねぇ・・・(去年も行きましたが・2009,10/28ブログ)

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亥の子

2010年11月09日 | 写真

きょうは旧暦の10月4日、亥の月の亥の日らしい。

テレビで県内のとある田舎で「亥の子の石搗()き」をやっていた。

それが同年輩の年寄りだけで「懐かしさにかられて7年ぶりに復活してみた」とのこと。

でも、綱はあんなロープじゃあなかったなぁ、とつい昔のことを思い出す。

  

私たちが子供の頃は年中行事がたくさんあった。

特に盆の万灯(まんど)、それから亥の子は子供だけでやる一番の楽しい行事だった。

亥の子のことを子供の頃は「ごおりんさん」と言っていましたね。

  

直径が20cmほどの丸い石の溝に鉄の鉢巻輪があり、さらにそれに10数個の小さな鉄の輪が付いている、この石を「ごおりんさん」と呼んで神聖な石でしたよ。

今思うに五輪塔を模したものだったのかもしれないな、と思います。

  

その小さな輪っかに それぞれが準備した藁縄を結びつけて四方八方から囃し歌に合わせてよいとまけのように地面を搗くのである。

この藁縄は父親が腕によりをかけて、端に藁の飾り房などつけた丈夫なものでしたよ。

子供達だけで各家の地面を搗いて回るのである。地面に丸い窪みを作りながら・・・

その夜は、じげ(地区)毎にその年の宿(大体その年に子供が生まれた家だったか?)があって、

一晩泊らせてもらいご馳走になった。滅多に美味いものなど食べられなかった時代である。

  

さて「ごおりんさん」の囃子歌には2種類ありました、正確でないかもしれないが。

  

 いーちで 俵をふんまいて

 にーで にっこり わーろうて

 さーんで さかずきさしおうて

 よーっつ よのなかよいように

 いーつつ いつものごとくなり

 むーっつ むびょうそくさいに

 なーなつ なにごとないように

 やーっつ やしきをたてひろげ

 ここのつ こぐらをたておいて

 とーぉで とうとうおさまった !    なかなかげんのよいものでしたね。

  

もう一つの方は何だかさっぱり訳の判らない内容で・・

 ごおりん ごおりん ごうりんさんの晩にゃ 

 鬼もて蛇もて 毛のはえたつのけ

 隣のごんべぇにゃ 子がのうて はつかねずみを子をもろて

 ぶるぶるさして 顔あろうて ・・・・(後は忘れましたなぁ)

  

  

庭の花

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内憂外患

2010年11月08日 | 日々のこと

きょうは暖かくて過ごしやすかった。

でも明日は急転直下、気温が7℃も下がる予報。

  

どうも菅政権、あちこちにほころびが目立ち、先行き心もとない。

内憂外患、問題山積なのに予算委員会の答弁はしどろもどろでリーダーシップが見られない。

外交では領土問題で普天間は忘れられたようになっている。

  

内憂では検察の不祥事、警察のテロ対策機密漏出、尖閣映像の流出と危機管理の危機。

前総理は「これはクーデターだ」などとしゃあしゃあと言っているし、

小沢さんも厚顔無恥でふんぞり返っている。

マニフェストはどうなったのか、高速道も子供手当ても、天下りも、公務員給与削減も・・

「こんなはずではなかった」

 

所信表明で言った有言実行、もう暫らく政権運営を見守る必要があるが、

「石にかじりついてでも頑張る」どこまでやれるか・・・・

世論調査の内閣支持も急転直下である、どうも浮揚は望めそうもない。

 

  

紅葉が日一日鮮やかになってきた。色づいた後は間もなく散る・・・

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立冬

2010年11月07日 | 日々のこと

早朝、雨音で目が覚めた。

予想外の雨音、どこかの雨樋の排水菅が塞がってオーバーフローしているようだ。

前の雨のときもそうだった、一階なら自分で出来るが二階屋根の樋は手がつけられないなと思いながら、また一眠りした。

   

午後になって雨が上がった。

このところラヴの散歩はもっぱら自転車ばかりになった。

途中の川原で暫く自由に遊ばせるが、もう水には入れないようにしている。

「ダメダメ」というと決して入らない。

 

4歳を過ぎて随分と落ち着いてきて従順にもなってきた。

自転車の傍にぴたりとついて駆け足、運動量は歩き散歩の何倍もあると思う。

私のほうは歩くほうがいいのだろうけど、自転車の方が気持ちよくて味をしめてしまった。

これから寒くなると・・・・どちらがいいだろうね。

 

3連休を利用してジャカルタに行っていた娘家族、

どこかの火山が噴火して空港の発着が止まっていたようだが、

夜になり、無事シンガポールに帰着できたと連絡があった。

 

 

瑞々しいグリーン、庭の雑草このくらいのままだといいのだけれど

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季節の移ろい

2010年11月06日 | 日々のこと

女子バレーは宿敵中国に惜敗したが、

日本シリーズの方は面白い試合をしてくれますね、

10回終わって2-2 緊張が続いています。

きょう決まるか、それとも明日まで、いや観客動員最高のもう一試合?。

 

 

今日も小春日和

里の紅葉が少しずつ始まってきた。

時々自分のブログを一年前、二年前同月同日を辿って見てみる。

自身の環境は大きく変わったが、季節は年々歳々巡り過ぎて行く。

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龍馬伝めぐり-2

2010年11月05日 | 旅行記

10110201_2 翌朝、太平洋 室戸岬の方向から朝日が昇る。6時20分 宿の窓から ↑

波高い日の多い土佐湾にも、今朝のような朝凪もあるのですね。

幕末に限らず高知県人は土佐のいごっそう、

豪快な気質と龍馬のような懐深い優しさをがあるといわれる。

この風景、伊予の「のんびりや」とは一味違うのが理解できるような気がする。

さて、チェックアウト後また一時間ほど記念館を詳しく見てから昼前に出発、

安芸市へ<msnctyst w:st="on" address="安芸市" addresslist="39:高知県安芸市;"></msnctyst>

10110204_2 武市半平太墓所<shape id="_x0000_i1026" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 320.25pt; HEIGHT: 219.75pt"></shape> <imagedata o:title="10110204" src="file:///C:DOCUME~1ochiLOCALS~1Tempmsohtml11clip_image003.jpg"></imagedata>

途中にある「武市半平太の旧家と墓所」に寄った。城下から程遠い片田舎である。

端正でずば抜けた才能を持ちながら、あまりにも真面目すぎて志は遂げられなかった。

訪れる人は見かけなかったが、墓には溢れるほどの菊の花が挿されていた。

 

 

 Kaidaya_3

ところで、前日寄ったら月曜定休日だったうなぎの「かいだ屋」、道中で、ちょうど昼時だったので今日こそ、と寄ったら、第一火曜日も定休日だった。

うーん、ついていない。

 

 

<shape id="_x0000_i1029" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 320.25pt; HEIGHT: 180pt"></shape><imagedata o:title="10110206" src="file:///C:DOCUME~1ochiLOCALS~1Tempmsohtml11clip_image009.jpg"></imagedata>

10110205_2 10110206_2

安芸に着いて、野良時計に隣接する古民家風の喫茶店に入る。

そこで食べたのが「釜あげちりめん丼」、これが美味しかった。

ご飯の上にたっぷり過ぎるちりめんが載り、大葉、大根おろし、ごまやきざみ海苔が添えられゆず醤油で味付けられたさっぱり味。お奨めのご当地グルメでしたね。

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岩崎弥太郎生家はあまりにも有名、今でも三菱が援助管理しているのでしょう・・・

立ち並ぶ白壁の土蔵も周辺も駐車場も整備されています、ドラマの家とは大違い。

ぼろ儲けしたんですね、龍馬の生涯に引き比べて・・・・

ドラマでもそのがめつさが滲み出ておりますね。

 

 

思うに、武市半平太は高知城下から10kmも、岩崎弥太郎にいたっては40kmも離れた所である。城下に出るにはすべて歩きだから何時間もかかったことでしょう。

 

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   <shape id="_x0000_i1032" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 320.25pt; HEIGHT: 218.25pt"></shape> <imagedata o:title="10110213" src="file:///C:DOCUME~1ochiLOCALS~1Tempmsohtml11clip_image015.jpg"></imagedata>

もっと驚異的なのは坂本龍馬の移動頻度と距離ですね

土佐から江戸へ何度も行っているし、脱藩した後28歳以降の5年間に数10回も長崎、長州、京都、薩摩、福井とかを行き来している。長距離は船旅だったにしてもその他は歩き・・

居ても立ってもいられなかった、自らの短い生涯を予感するような焦りを感じていたかのような行動です。

それにしてもあの時代、活躍したのはみな20歳代から30歳にかけての若者ばかりでした。龍馬が暗殺を免れて生きていたら・・・・

  

時代がそうさせたのでしょうが、

今の時代も似たような時勢「今 一度日本を洗濯致し候」との気概ある者は輩出するもなし。

  

  

その日のお泊りは高知駅前の老舗旅館、以前に一度利用してよかったのだけど・・・

今回は×、シーズン、龍馬ブームなのに客は少ない、お一人様はまた料金が高い。

1011030

料理が落ちる、大きな食器に「豆腐のあんかけ」ですよ、それにつみれ鍋。

ダイエットを考慮すれば良しとするか・・・  国民宿舎のほうが◎

 

  

館内照明も暗い、窓の外は隣の病院の工事で重機の音がうるさい・・・

さらに、夕方から部屋が寒いのでエアコンを入れると冷風である。

暖房が効かないので見て欲しいと頼んだら、仲居さん曰く

「当館はまだ冷房しか使えません。私どもは動いているからか暑いくらいですよ」ときた。

ここは従業員優先か! 個室冷暖房にしろ・・・といっても巨額資金がいるね。

色々な節電や倹約している様子から、あまり繁盛していないのが窺えた次第。

 

  

その又翌日はJR駅前の「高知・龍馬であい博」を覗いて、路面電車に乗り1011032 「はりまや橋」下車、帯屋商店街を通り、

日曜市通りの「ひろめ市場」で餃子とノンアルコールで昼飯、

1011033 高知城は大手門まで行き引き返す。

帰宅は14時でした。つまり2泊2日

 

 ・野良時計 過ぎにし想い 辿る旅 

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龍馬伝めぐり

2010年11月04日 | 旅行記

2,3日体重を測っていなかったが今朝の体重が1kg強増加していた。さもあらん・・

さて2泊2日? で高知を巡ってきた。

いえ高知はあっちもこっちも、もう何十回と訪れているのですがね。

車でほんの一時間もあれば行くことが出来るから、日帰り観光地なのですが。

今回は癒しの旅、成り行きに任せ龍馬伝に引かれての旅というところでしょうか。

でその日泊まりの国民宿舎「桂浜荘」へ着いたのが午後1時、

  

車を置いてチェックインの時間まですぐ下の桂浜へ歩いて5~6分、下りていく。

月曜日にもかかわらず人は絶え間なく訪れていて、さすがに一等観光地。

 

1011012

海が広いなあ、

やはり瀬戸内と違い太平洋は違うなあ・・・

湾曲した砂浜は特に波高が増して豪快である。

   

1011014 おまけに龍馬ブーム、

はるか太平洋の海原に思いを馳す竜馬像は人気の的である。

隣には同じ高さのやぐらが立てられて、

龍馬と同じ目線で眺められる。

利用料100円也

竜王岬へも行き、二時間ほども徘徊して丘の上の宿舎へは歩いて帰る元気なし。

タクシーで運んでもらう。

 

これ ↓

P1100575_2 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5階の東向きの部屋はまさに桂浜を一望の絶景で、これだけで元が取れる気分。

風呂からの眺望も抜群、一番風呂に入り疲れを取ってから、

隣の「県立坂本龍馬記念館」へ・・・

ここから見る夕日もまた素晴らしかった。日時計が5時をさしているでしょう。

 

夕食も朝食もこの料金にしては申しぶんない、

国民宿舎、国民休暇村も利用数限りないが、立地・食事ともにピカイチだったね。

(つづく・・武市半平太~岩崎弥太郎編)

 

  

下は「県立坂龍馬記念館」デザインが斬新だねぇ。

太平洋に飛び出す船の舳先をイメージ

 

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 P1030840

海のそこから運ばれてきた石ころはまん丸に磨かれた卵のようになっている。

 

星の数の中から、奇跡的に打ち上げられ拾われた一つ

今度生まれる4人目の孫の100日参りの奉納石にと。

 

 

 

 

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手ごろな石を見つけて一つ持ち帰ることにする。

 

 

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