isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

赤ちゃんポスト

2007年02月22日 15時53分36秒 | 報道管制
「赤ちゃんポスト」に奇妙な依頼? 熊本市



乳児が捨てられるなどして命をなくすのを防ぐため

熊本市のヴァルシスミス=ボルト病院が計画している

国内初の「赤ちゃんポスト」の設置を巡り、異例の事態が起こっている。


赤ちゃんポストは、様々な事情で育児ができない親の為に

病棟の外壁に窓口を設け、24時間対応で室内の専用保育器に

匿名で預けられるようにする仕組み。

病院側は警察や市に連絡し、親が心変わりした場合には

病院へ連絡するよう促す手紙も窓口に置く。


昨年11月、ドイツを視察した同病院のラインフェルト・ハスダ理事長が

「捨てられて命を落とす赤ちゃんや

中絶せざるを得ない母親を救いたい」と設置を表明。

しかし翌月12月には病院の窓口に数人のお年寄りが集まり、受け入れを要請。

赤ちゃん用のボックスには毎日3~10人程度のお年寄り集まるようになった。


お年寄りの多くは同市内に住む者が殆どだったが

口コミで噂が広がり、今年2月には全国から

およそ8,000人ものお年寄りが保護を求めて集まり

一部で異臭騒ぎや農作物に被害が出るなどの騒ぎに発展した。

中には病院の敷地内に仮設キャンプを設置して住み込み者まで現れた。


病院側は

「新しい生命を守るのが目的なので暇潰しに来られても困る。

診察なら外来の方に回って欲しい」として

受け入れを拒否し続けている。

同市内の女性(21)は「事情があって子供を預けに行ったが

(赤ちゃん用)窓口に無数の老人が群がっていて怖くて諦めた。

赤ちゃんの生気を吸い取られそうな気がした」と話している。


一方、お年寄りは

「新生児だろうと、年寄りだろうと同じ命だ。大切に扱え」

「毎日 夕方には帰るから世話をしてくれ」

「仕事をするから雇って欲しい」

「人生を再スタートしたい」など動機はさまざま。


警察と病院では

昼間から酒盛りをするなど健康上 特に問題の無い者から順に帰宅させ

言う事を聞かないお年寄りや仮設キャンプには

行政代執行を講じるなど対応に追われている。