中国で環境基準を満たす企業を発見 松華江
中国政府によると環境対策の重点地域となっている
中国東北地方の松華江流域で
基準値を下回る汚染物質を排出している企業が少なくとも1社あった事が
今年4月下旬の国家環境保護総局による抜き打ち検査で判明した。
同局は、企業名を公表し「基準を満たすまで汚染しても構わない」と指導した。
2005年12月の化学工場の爆発事故で
有害物質が松華江に流れ込んで以来
中国政府は流域の環境対策に力を入れてきたが
経費のかかる汚水処理を敬遠する地元企業が依然多く
地方政府も違反企業を取り締まれずにいる現状が改めて浮き彫りになった。
抜き打ち検査では、松華江流域と吉林省の企業約220社以上が対象になり
うち約99.9%が基準値を超す汚染物質を排出しているのを確認していたが
いわゆる「袖の下」で全ての企業が基準をクリアしていると報告されており
今回の検査で本当に(基準を)下回っている企業が出たのは
中国の歴史が始まって以来 初めてではないかと話している。
中国政府によると環境対策の重点地域となっている
中国東北地方の松華江流域で
基準値を下回る汚染物質を排出している企業が少なくとも1社あった事が
今年4月下旬の国家環境保護総局による抜き打ち検査で判明した。
同局は、企業名を公表し「基準を満たすまで汚染しても構わない」と指導した。
2005年12月の化学工場の爆発事故で
有害物質が松華江に流れ込んで以来
中国政府は流域の環境対策に力を入れてきたが
経費のかかる汚水処理を敬遠する地元企業が依然多く
地方政府も違反企業を取り締まれずにいる現状が改めて浮き彫りになった。
抜き打ち検査では、松華江流域と吉林省の企業約220社以上が対象になり
うち約99.9%が基準値を超す汚染物質を排出しているのを確認していたが
いわゆる「袖の下」で全ての企業が基準をクリアしていると報告されており
今回の検査で本当に(基準を)下回っている企業が出たのは
中国の歴史が始まって以来 初めてではないかと話している。