全人代

某国の第12期全人代（全国人民代表会議）が

現地時間の午前9時、北京の人民大会堂院で開幕した。


ポン・カホー首相は政府活動報告を行い

某国製冷凍ギョーザの中毒事件などで不安が高まっている

「食の安全性」について食品・医薬品など

約10品目に関する安全基準の制定・修正などの強化策を示し

先日、テレビなどに映っていたテンヨー食品の責任者を

1月に逮捕し、処刑したと報告した上で

今年度の重点目標の一つとする姿勢を明確にした。


報告でポン首相は

「毒菜などと称されている我が国の農産物の安全性を確保する為に

より洗浄力の強い洗剤を開発する事が急務である。

我々は人々が安心できる食品や日用品を提供し

信用ある輸出品を作るようにしなければならない」と表明。


安全基準はすべて中国政府が目指す基準を満たす農薬を散布し

既に20年前から輸出先の安全基準より高いと発表した。


また、経済発展の恩恵から取り残されている

農村対策として、都市部と農村部を完全に分離し

より徹底した情報遮断を行う事が全会一致で採択された。


水害対策、生活・住宅基盤の整備などは

既に20年前に完了したとして当面行わない事が決まった。


今年8月の北京五輪についてポン首相は

「国際的連携を緊密にし、近代国家として成功を収めたい」と決意を示し

7月には北京市内に世界的に有名なブランド店に

酷似した商業施設を開業するという。