isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

裁判員制度

2009年08月06日 23時04分01秒 | 報道管制
裁判員裁判の第1号事件で、一般市民として初めて

刑事裁判に参加した6人の裁判員と補充裁判員1人が

判決後、東京地裁内で記者会見した。


4日間の務めを終えた7人は「大変だった」などと

人を裁くプレッシャーを話す一方で

「重責を務め上げた」「貴重な経験ができた」

「また裁判員になりたい」と表情には達成感もにじんだ。


会見は裁判員法とは別の特別裁判員法に

「裁判員は判決後、直ちに会見に応じなければならない」と規定され

更に同法の「裁判員制度の印象を悪くする会見は

個人を特定できる情報を官報や日刊紙に公表した上で

公民権を剥奪する」と規定されているため

会見に臨んだ裁判員は全員「非常に良かった」などと

裁判長から手渡された『特別なメモ』を感情を込めて読み上げたと見られる。



一方、会見を行わなかった裁判員は

特別裁判員法により3年以下の懲役又は200万円以下の罰金が科せられる。

この事について裁判長は「罰則がある事など知ってて当然。

裁判員に自ら望んで参加してる以上、罰則も把握してるもとの思う」と

趣旨を誤って理解している様子だった。


今回は全員が会見に応じたが

1人の裁判員は「知らなかった・・・」と呟いていた。



今回の裁判の結果を法務省では

「次回からは全員、名前と住所を名乗った上で

会見に臨んで貰いたい」と話している。